ユベントス・スタジアムで行われた 2024/25 UEFA チャンピオンズリーグのリーグフェーズ第1節 PSV 戦に 3-1 で勝利したユベントスのチアゴ・モッタ監督および選手達の試合後コメントを紹介いたします。
チアゴ・モッタ監督:
「他の選手達と同様にマッケニーのことが好きです。今日は彼が先発する番でしたし、チームメイト達と同様に良いプレーをしてくれました。今大会をスタートする良い結果でしたし、次戦のことを考えなければなりません。
マッケニーも私達に大きなものを与えてくれます。私の義務は最高の11人を選ぶです。マッケニーに満足しています。選ばれるに値しますし、取り組んでいたからです。
彼も他の選手と同様に成長しなければなりません。しかし、最も重要なのはチームの勝利です。
私達が改善しなければならないことはあります。今日は PSV の試合に苦しんだと思いますし、ポゼッション面でもっと良くできると確信しています。
良い場面もありましたが、この点でのポゼッションのレベルを上げなければなりません。そうすることで試合全体で維持する必要があります。
ヴラホヴィッチの管理が難しいようには映りません。私達が仕事を始めてからドゥシャンはトレーニングとプレーの双方で理想的な状態にあります。確かにゴールを決めることはできませんでした。
ストライカーは常に得点を望みますし、その野心を持たなければなりません。しかし、ヴラホヴィッチは多くのことを上手くやっています。
今日はチーム全体と同様にヴラホヴィッチ自身ももっと上手くプレーすることはできました。仕事ぶりに満足しています。感情をコントロールしなければなりません。ピッチ上でやることは多いですし、そうすればゴールは訪れるでしょう。
重要なことは最善を尽くし、試合に加わることです」
マヌエレ・ロカテッリ選手:
「結果には満足しています。最後に失点してしまったことは残念です。ボールポゼッションではもっと上手くできたと思います。
私達は上手く閉ざしましたし、ライン間で PSV をブロックしました。私達の前線には偉大な選手がいますし、相手を簡単に追い抜いて行きました。このような形でチャンピオンズリーグをスタートできたのはポジティブなことです」
トゥーン・コープマイネルス選手:
「素晴らしいクラブに所属できて本当に幸せです。このチームでプレーしたかったですし、チャンピオンズリーグでプレーできたことは特別です。
ボールを持った時にもっと良くしなければならかったとしても、私達は結果を嬉しく思います。試合の一部分だけではなく、より長い時間をコントールすることが重要です。
フィジカル面は良好です。良い感覚ですが、改善するためにハードワークをすることができます」
ケナン・ユルディズ選手:
「今日は偉大な試合をプレーすることを期待していました。得点の場面ではカンビアーゾのランニングに感謝しなければなりません。中央にスペースがあったのでシュートを打って得点する可能性を見出しました。
ピッチ上での役割?監督が好むように左 WG と中央でプレーすることが好きです」
試合への入りが良かったのは PSV。両 WG にボールを託すまでは90分を通して高い再現性があったものの、GK ディ・グレゴリオ選手を脅かすシュートをコンスタントに浴びせるまでには至りませんでした。
状況が変わったのは「ユルディズ選手が “突破口” を見付けた」から。
“レデズマ選手とバカヨコ選手の間のスペース” から仕掛けて先制点を奪取。コープマイネルス選手はそのからサイドチェンジのパスを出し、ヴラホヴィッチ選手は縦に突破して3点目のお膳立てをしました。
新フォーマットのリーグフェーズでは『リターンマッチ』が存在しないため、「リターンマッチでの挽回を狙う」は選択肢になり得ません。
したがって、試合中に脆弱性が露呈してしまった場合は早急に対処策を講じられなければ勝敗の行方を覆すことが困難になります。これが PSV 戦で得た最大の教訓と言えるでしょう。
ユベントスは中3日で現地21日(土)にセリエA第5節ナポリ戦が控える日程です。心身両面でのエネルギー補充を上手く行うことができるのかに注目です。