2024/25 セリエC第21節が行われ、ホームにカゼルターナを迎えたユベントス・Bチーム(= Next Gen)はジェッラ選手の決勝点で 1-0 の勝利を手にしました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 30: ダッファラ |
DF | 7: ムラッツィ 23: F・スカーリャ 26: ヒル・プチェ 31: プクツカ |
MF | 73: ファティカンティ 21: パルンボ(→ 29' st. 28: オウス) |
6: コメネンシア 17: ジェッラ (C) 5: マッカ |
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FW | 3: アフェナ=ギャン |
ブランビッラ監督は 4-2-3-1 を選択。前節チェリニョーラ戦からの変更はヒル=プチェ選手を CB に回し、空いた左 SB にプクツカ選手を投入するのみに留めて試合に臨みます。
最初にチャンスを得たのはユベントス。6分にジェッラが速攻から左足でシュートを放つも、ボールはわくのわずかに右へと逸れてしまう。
その後も攻め続けるユベントスは14分に右サイドを抜け出したアフェナ=ギャンがゴールに迫るが、シュートは DF がブロック。23分にファティカンティが放ったシュートも相手 GK ザネラッティが好セーブで応戦する。
一方のカゼルターナはヴァノを中心に攻撃を試みるも、ユベントスの GK ダッファラを脅かすような得点機会を作るまでには至らず。前半は 0-0 で終了する。
後半で先に決定機を掴んだのはアウェイのカゼルターナ。50分にダミアンが放ったドライブ回転のロングシュートが枠を捉えたが、ユベントスは GK ダッファラが CK に逃れる好守でゴールを守り切る。
対するユベントスは58分にプクツカからのクロスをアフェナ=ギャンが折り返したところをジェッラが押し込んだが、ジェッラのオフサイドで得点は認められない。
ユベントスの攻勢が結実したのは80分。左サイドのプクツカが入れたグラウンダーのクロスに良いタイミングで走り込んだジェッラが合わせてユベントスが均衡を破ることに成功する。
2点目を狙うユベントスは86分に途中出場のオウスが反転ターンから相手 DF ラインを突破して GK との1対1の局面を手にしたが、シュートは飛び出してきた GK ザネラッティに阻まれて追加点とはならず。
それでもユベントスはカゼルターナに同点のチャンスを作らせることなく試合を終わらせることに成功。1-0 で勝利し、勝点3を手にした。
なお、ブランビッラ監督は試合後に次のようにコメントしています。
マッシモ・ブランビッラ監督:
「前半の段階でリードを得るに値していました。試合のクオリティーを上げ、チャンスを作り、効果的なポゼッションをし、得点だけが欠けていたからです。
レベルは明らかに良かったです。後半もチャンスを作ったのは基本的に私達でした。なので、勝利に値したと思います。
試合の終わらせ方を改善する必要はあります。私達自身のことに取り組み、個人とグループで何かの研鑽に励み、どのトレーニング・セッションでも最大限で臨まなければなりません。
選手達は澄み切った頭を持っており、それが示されています。カンピオナートで結果を得るために最も重要なのは姿勢、アグレッシブさ、諦めない気持ちです。どの試合も拮抗しているのです。
私達の目標ですか?結果の継続性を保つことです」
Bチームはブランビッラ監督の復帰で息を吹き返したと言えるでしょう。直近のリーグ戦5試合での成績は4勝1分。今節・第21節カゼルターナ戦は内容と結果が伴った試合でした。
正念場となるのは第29節アヴェッリーノ戦までの8試合。そこまでで「第21節終了時点でグループ5位以内に付ける全チームとの対戦が終了」するからです。
厳しい日程ではありますが、挑戦者として良い精神状態で臨めるのはプラス材料になると思われます。
Bチームの次戦は1月12日(日)に予定されている 2024/25 セリエC第22節カターニャ戦です。
トップハーフに位置するカターニャとのアウェイ戦からも勝点を持ち帰る勝負強さを発揮し、好調なチーム状態を維持することができるのかに注目です。