2023/24 コッパ・イタリア決勝アタランタ戦を控え、アッレグリ監督とダニーロ選手による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「明日の夜は良くなることを願いましょう。目標だったチャンピオンズリーグに到達し、素晴らしいプレーでヨーロッパリーグ決勝に進出したことが称賛される相手との対戦です。
明日は戦術や技術ではなく、ピッチ上で数多くのデュエルを制する必要があります。どの試合にも困難が瞬間が訪れることは分かっていますし、可能な限り最善な方法で対処する必要があります。
勝率は 50% でしょう。試合は決して終わらないと認識し、エピソードを味方に付けなければなりません。
フットボールは美しいものです。物事が一瞬で変わります。現時点では誰もがアタランタが本命と思っていますし、私達にとっては明日が最後のファイナルになるかも知れません。明快さ、落ち着き、具体性が必要になるでしょう。相手が優れていたのであれば、それを称えます。
選手は全員良好です。ロカテッリは不在です。ニコルッシがプレーするか、何かを発明する必要があるでしょう。サイドの選手に疑問がありますし、延長戦もあり得ると思います。
アタランタにはフィジカルとテクニックに優れた選手達がいます。攻撃陣が非常に優秀ですが、私達も遜色ありません。彼らは多幸感と熱意の最中にいますし、私達は普段とは異なる決勝を戦わなければならないでしょう。
アタランタに対して敬意を払ったプレーをするつもりです。ピッチ上での試合には勝たなければなりませんし、すべてを持ち帰られなければなりません。トロフィーを持ち帰るには信念が必要です。
一発勝負では細部が違いとなるため、細心の注意が欠かせません。しかし、私達は強いチームなので正しい注意力を払えば、対戦は困難になるでしょう。アタランタがローマ戦で素晴らしい試合をしたのは視ました。頭脳とバランスが必要です。
決勝戦に参加することはいつだって素晴らしいものです。私達は失うものを持っていますが、それはアタランタも同じです。決勝とはそういうものです」
ダニーロ選手:
「優勝することが今シーズンに意味を与えるでしょう。チャンピオンズリーグには到達しましたが、ミュージアムにトロフィーを持って行くことはチームワークと日々の仕事へのご褒美です。
私は良好です。コンディションに少し問題はありましたが、良い仕事をしました。試合は重要ですし、身体の回復が早まります。
常に新しい挑戦と目標を目指さなければなりません。私にとってもチームにとっても特別で異なった試合になるでしょう。例え、小さなものであったとしてもユベントスの歴史に残るのは素晴らしいことです。
アタランタは重要なシーズンを過ごしていますし、強い選手と素晴らしい監督がいます。私達はこのことに敬意を払わなければなりません。2012年から数えて私達は20回目の決勝進出ですし、このことにも敬意が払われなければなりません。決勝戦では何かが起こります。
次の決勝戦はいつになるのか分からないのです。雰囲気を楽しまなければなりません。これが最後。もうプレーすることはないと思って出し切りましょう。
来年も決勝で戦いたいと思っていますが、それは約束できません。ユベントスは歴史の中で回復力を備え、強さがあることを示して来ました。私達は落ち込んでいますが、立ち上がる術を知っています」