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【試合後コメント】 2023/24 セリエA第23節 インテル対ユベントス

 スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで行われた 2023/24 セリエA第23節インテル戦に 1-0 で敗れたユベントスのアッレグリ監督およびロカテッリ選手による試合後コメントを紹介いたします。

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マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「私達は自分達の道に集中して歩み続けなければなりません。難しい試合でした。前半はブロックされ、インテルにアドバンテージを取られたからです。後半は別です。セットプレーから危険な場面を作られており、改善しなければなりません。

 選手達を責めることはありません。今週はネガティブでした。1年を通して見れば起こり得ることです。しかし、ウディネーゼ戦では状況が変わっていることを確認しなければなりません。

 キエーザを投入した場面ではデリケートな瞬間でしたし、ユルディズとの同時出場はリスクに映りました。私達にも機会はありました。繰り返しになりますが、選手達を批判することは何もありません。

 私達はチャンピオンズリーグ出場権を勝ち取るための道を再開しなければならないのです。

 インテルは経験豊富でこのような挑戦に直面した際でも冷静に対処することができます。ユベントスは直近3年間でこのような挑戦に直面しておらず、これらの試合を通して1歩ずつ成長しなければなりません。

 今は即座に勝利を取り戻さなければなりません。カンピオナートはまだ長丁場ですし、再び結果をすぐに発見しなければならないのです。

 私達の順位は夏の時点で誰も予想していないものです。立ち直りが可能だった今節での敗戦には怒りを覚えていますが、この歩みを継続するために収集した成果については満足しています」

 

マヌエレ・ロカテッリ選手:
「ゴールに関して何かを間違えたことは確かです。しかし、成長の道のりを考えなければなりませんし、次節ウディネーゼ戦で再び結果を手にしなければなりません。

 前半の私達はペースが少し低かったと思います。一方でインテルは非常に良かったですし、このことを踏まえてのレビューをしなければなりません。私達には成長の余地がありますし、ともにプレーをするスピリッチを持ち続けなければなりません。

 このような試合の後では悲しみを覚えるのが常でしょう。私達は試合の選択について改善する必要がありますが、グループには価値があると確信しています。

 カンピオナートはまだ長いですし、私達は私達の道を継続しなければならないのです」

 




 

 『チームとしての完成度の差』が『ピッチ上でのパフォーマンスの差』として示された試合となりました。

 “現在再建中のユベントス” は強がる必要がない立場ですし、「ここまでの取り組みと今後の方向性は間違っていない」と精進することができるかがポイントになるでしょう。

 試合内容に関しては「ヴラホヴィッチ選手がブレーキ」だったことが響きました。マッケニー選手からのラストパスはトラップミス、キエーザ選手からのクロスは上手くミートできずに強いシュートで GK ゾマー選手を脅かすことはできませんでした。

 また、“ユニフォームを掴んで相手 CF の動きを封じるアチェルビ選手” のマークに苦戦。昨年12月中旬の第16節ジェノア戦でデ・ヴィンテル選手に封じられた時以前のように「何もさせてもらえない内容」でした。

 ここで「魔法が解けてしまう」か「成長の糧にする」かで残りシーズンが変わってくるのは明らかです。だから、アッレグリ監督は試合後のコメントで特に言及しなかったのでしょう。

 

 今節のインテル戦で「チームとして結果を持ち帰れなかったこと」は割り切るべきですが、「個々の局面で防げたはずのミスをしていた場合」は反省・改善点として取り組まなければなりません。

 その成果を次節・第24節ウディネーゼ戦で示し、良い再スタートを決めることができるのかに注目です。