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【試合後コメント】 2022/23 セリエA第31節 ユベントス対ナポリ

 アリアンツ・スタジアムで行われた 2022/23 セリエA第31節ナポリ戦に 0-1 で敗れたユベントスの監督による試合後コメントを紹介いたします。選手のコメントはありません。

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マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「スクデットを勝ち取るナポリのような強いチームとの試合でこのように敗けるのは残念です。ゴールに関してはもっと上手くできたはずですし、状況をコントロールするための成長をしなければなりません。

 93分の時点で私達はエリア内に戻って守備をしなければならなかったのですが、立ち止まってしまいました。全体としては良い試合でした。失敗も成長の過程です。

 直近のリーグ戦での3連敗は良くないことです。しかし、幸運なことに追走グループとのペースは維持できました。今は水曜日に控える重要な試合のことを考えています。

 

 勝点剥奪のペナルティー後にはいくつかの困難がありました。今はシーズンを最高の形で締めくくることを考え、再びスタートを切らなければなりません。

 選手たちが過ごしてきたシーズンは重要であり、彼らは称賛されなければなりません。私達の状況は時に非常にシュールであり、私達を成長させてくれているからです。

 

 ゴール取り消し?エネルギーを失ってはなりません。冷静さを保ちましょう。いずれにしても結果は変わらないのですから。先発した選手たちは良かったですし、重要なパフォーマンスを示しました。

 キエーザは長期離脱明けですし、来季は真価を発揮してくれることでしょう。ミリクも偉大な試合をしました。ヴラホヴィッチやディ・マリアも同様です。ベンチスタートの彼らは休養を必要としていましたから」

 




 

 今節ナポリ戦での敗戦は「織り込み済み」でしょう。セリエAで首位を快走するナポリは中4日、ユベントスは中2日で(再び中2日でコッパ・イタリア準決勝を)迎える日程だからです。

 互いにミスがないならナポリに軍配が上がる可能性が高い試合でしたし、0-1 の試合結果は容認できることです。ただ、失点の中身が不味すぎたことは反省しなければなりません。

 「92分に “右 SB” のクアドラード選手がカウンターを仕掛けたこと」や「カウンターに出た後に生じたスペースをナポリに使われてオシムヘン選手に決定的なシュートを許したこと」はまだ分かります。

 しかし、「オシムヘン選手のシュートが止められて跳ね返りを回収したナポリが再び攻撃をするために体制を整えている状況でも DF ラインに戻って来なかったこと」は容認できません。

 この点をアッレグリ監督は試合後の会見では言及していませんが、チーム内では猛省を促す必要があるでしょう。それができないと不完全燃焼のチーム状態でシーズンを終えてしまうと考えられるからです。

 

 現地4月26日(水)には中2日でコッパ・イタリア準決勝セカンドレグのインテル戦が控えています。決勝進出の目標を達成するためには「勝利」が必要であり、リーグ戦3連敗の悪い流れを変えるための試合ができるのかに注目です。