ユベントスは公式サイト上で 2022/23 セリエA第13節インテル戦に向けた招集メンバー19選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | ||
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GK | 1st | 1: シュチェスニー、23: ピンソーリョ、36: ペリン |
DF | 1st | 3: ブレメル、6: ダニーロ、12: A・サンドロ、15: ガッティ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ |
MF | 1st | 5: ロカテッリ、11: クアドラード、17: コスティッチ、25: ラビオ |
B | 20: ミレッティ、44: ファジョーリ | |
FW | 1st | 7: キエーザ、14: ミリク、22: ディ・マリア |
B | 30: スーレ |
負傷が癒えたブレメル選手とディ・マリア選手が招集メンバーに復帰。
ミッドウィークの PSG 戦は累積警告で欠場したダニーロ選手も招集されましたが、コンディションが整い切らないヴラホヴィッチ選手の招集は見送れられています。
【先発予想: 3-5-1-1】
GK: シュチェスニー
DF: ダニーロ、ブレメル、A・サンドロ(ボヌッチ)
WB: クアドラード、コスティッチ
MF: ファジョーリ、ロカテッリ、ラビオ
OMF: ミレッティ(ディ・マリア)
FW: ミリク
アッレグリ監督は 3-5-1-1 を選択することでしょう。起用可能なトップチームの選手を最も多く送り込める布陣だからです。
注目点は「ブレメル選手が復帰した CB 陣の並び」です。“慣らし” が必要と思われる選手も招集されているため、どのぐらいのプレータイムが与えられるのかが注目点になるはずです。
一方のインザーギ監督は 3-5-2 が濃厚です。
ルカク選手が不在のため、前線は昨季の2トップであるジェコ選手とラウタロ選手。ブロゾヴィッチ選手が欠場中のレジスタはチャルハノール選手が代役を務める形が有力です。
ユベントスとしては「今季のインテルに向けた特別な対策が不要」である点がメリットでしょう。
ただ、昨季の対戦では1勝もできていないことが問題です。アッレグリ監督が復帰して2シーズン目の現チームが『昨季からの上乗せ』がなければ返り討ちに遭うことは否定できません。
勝利を目指す上で「両サイドからのクロス」は計算できますが、「中央で合わせるのがミリク選手だけ」だとインテルの CB 陣に簡単に跳ね返されてしまいます。したがって、PSG 戦での反省点をチームとして改善できるかが勝敗の分かれ目になるでしょう。
ネガティブ要素が多すぎる状況で迎えるイタリア・ダービーですが、アッレグリ監督は結果を残さないと周囲の喧騒は大きくなるばかりです。
同じ相手に何度も敗けることで印象は悪くなりますし、上位勢との直接対決で未勝利の勝負弱さもネガティブに映ることになります。捲土重来のきっかけをダービー戦で掴むためにどのような準備をして臨むのかに注目です。