ユベントスは公式サイト上で 2021/22 セリエＡ第22節ローマ戦に向けた招集メンバー22選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
| 選手名 | |
|---|---|
| GK | 1: シュチェスニー、36: ペリン、42: センコ |
| DF | 2: デ・シリオ、3: キエッリーニ、4: デ・リフト、11: クアドラード、17: ペッレグリーニ、24: ルガーニ |
| MF | 5: アルトゥール、14: マッケニー、20: ベルナルデスキ、22: キエーザ、25: ラビオ、27: ロカテッリ、30: ベンタンクール、44: クルゼフスキ |
| FW | 9: モラタ、10: ディバラ、18: ケーン、21: カイオ・ジョルジ、アケ |
前節ナポリ戦で足を痛めた疑いのあるＡ・サンドロ選手が招集メンバー外。
一方で隔離の対象ではなくなったキエッリーニ、ペッレグリーニ、カイオ・ジョルジの3選手がメンバーに復帰。また、Ｂチームからアケ選手が招集されています。
【先発予想： 4-3-3】
GK: シュチェスニー
DF: クアドラード、デ・リフト、ルガーニ、デ・シリオ（ペッレグリーニ）
MF: マッケニー、ロカテッリ、ベンタンクール
FW: ディバラ（キエーザ）、ケーン（モラタ）、ベルナルデスキ
アッレグリ監督は 4-3-3 を基本にするでしょう。前節ナポリ戦で用いた戦術をベースにコンディションが懸念される復帰直後の選手が入れ替えの対象になると予想されます。
なお、アッレグリ監督はナポリ戦終了時に審判団への暴言で今節ローマ戦でのベンチ入りが禁じられています。ランドゥッチ副監督が監督代行を務めると思われるため、この部分が懸念点の1つとなるでしょう。
一方、ローマのモウリーニョ監督は 3-4-2-1 が予想されます。エイブラハム選手を1トップにザニオーロ、ムヒタリアン、ロレンツォ・ペッレグリーニなどの選手がトップ下で攻撃的なタスクを担う形が有力です。
エイブラハム選手のスピードを活かした堅守速攻を持ち味とするチームであり、「縦への突破を図るためのパスワークと両 WB が開いてピッチ幅を確保する準備段階で攻撃の選択肢を上手く制限できるか」がユベントス守備陣の課題となるでしょう。
ユベントス攻撃陣の課題は「シュートに至る局面で正確性を示せるか」に集約されます。
ローマは 5-4-1 または 5-3-1-1 の守備ブロックを構築しやすいシステムを採用すると予想されるため、ゴール近くではスペースがほとんどないはずです。
そのため、自分たちで作ったスペースと時間をフィニッシャーに渡すことができれば得点の期待値が上昇することでしょう。ローマはカルスドルプ選手とマンチーニ選手が出場停止ですから、ユベントスは左サイドをどう使うかが鍵になると思われます。
アウェイでのローマ戦ですが、新年初勝利を手にしたいところです。アッレグリ監督が不在となる大一番でチームがどのようなパフォーマンスを見せるのかに注目です。
