ユベントスは公式サイト上で 2021/22 セリエＡ第16節ジェノア戦に向けた招集メンバー22選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
| 選手名 | |
|---|---|
| GK | 1: シュチェスニー、23: ピンソーリョ、ライナ |
| DF | 3: キエッリーニ、4: デ・リフト、11: クアドラード、12: アレックス・サンドロ、17: ペッレグリーニ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ、45: デ・ウィンター |
| MF | 5: アルトゥール、20: ベルナルデスキ、25: ラビオ、27: ロカテッリ、30: ベンタンクール、44: クルゼフスキ |
| FW | 9: モラタ、10: ディバラ、18: ケーン、21: カイオ・ジョルジ、46: スーレ |
GK のペリン選手を除き、前節サレルニターナ戦と同じメンバーが招集されました。
【先発予想： 4-2-3-1】
GK: シュチェスニー
DF: クアドラード、デ・リフト、ボヌッチ、ペッレグリーニ
DMF: ベンタンクール（ラビオ）、ロカテッリ
OMF: クルゼフスキ、ディバラ、ベルナルデスキ
FW: モラタ（ケーン）
アッレグリ監督は前節サレルニターナ戦での 4-4-2 を起用すると予想されます。形としてはディバラ選手がトップ下に入る 4-2-3-1 のような2トップが縦関係になるでしょう。
左 CB のボヌッチ選手、（CL は登録外の）左 SB のペッレグリーニ選手、CF のモラタ選手が先発に名を連ねる他は変更の可能性が少ないと思われます。
対するジェノアのシェフチェンコ監督は 3-5-2 が予想されます。こちらは中盤 MF のストゥラーロ選手とロベッラ選手が負傷離脱となっており、中盤の構成に苦心することになるでしょう。
ジェノアの攻撃陣はデストロ選手とカイセド選手が牽引するはずでしたが、両選手ともに負傷離脱中です。そのため、新加入のエクバン選手が代役を担っているものの迫力不足は否めない状況にあります。
したがって、ユベントスの守備陣は「相手にチャンスをプレゼントしない手堅いプレーを継続すること」が要求される試合となるでしょう。
一方でユベントスの攻撃は「最前線に入った選手がボールを呼び込んで起点を作れるか」がポイントです。
サイドからの単純なクロスでは “高さ勝負で分の悪いユベントス” の攻撃は跳ね返されるだけです。「相手の CB を背負った状態でのポストプレー」か「相手の守備ラインでの間受け」のどちらかは不可欠であり、その精度が決定機の数に直結すると考えられます。
キエーザ選手の長期離脱で「スピードを活かした縦方向への突破」の選択肢が消えているだけにアッレグリ監督が起用できる選手をどう組み合わせて勝利を追求するのかに注目です。
