アリアンツ・スタジアムで行われた 2021/22 セリエA第4節ミラン戦に 1-1 で引き分けたユベントスの監督・選手による試合後コメントを紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「前半は良かったのですが、後半は敗けるリスクもありました。私達は決意を失っていました。試合の特定の瞬間では相手はゴールの必要性がなかったからです。
私達が即座に学ぶ必要があることは最後の瞬間に狡猾でなければならず、賭けたものを持ち帰り、良いプレーをすることです。
今日はポジティブな結果を手にすることが重要でした。引き分けたことで少なくとも勝点差は変わりません。しかし、順位でポイントを挽回するには試合の最後数分間で訪れるものです」
ダニーロ選手:
「今日の試合を評価する際に私達は明快でなければなりません。一方には結果があり、もう一方にはパフォーマンスがあります。前半は上手く行きましたが、後半は少し低下しました。私達はこれを改善する必要があります。
前半からスタートしなければならないですし、エピソードから学ばなければなりません。良い試合をしたことが事実であったとしても順位で競わなければならないからです。
相手が私達を攻撃し、どのボールも決定打になることを知っている時はより狡猾にならなければなりません。
前半は良かったです。ポゼッションとビルドアップで良かったですし、これらが得意なミランにリスタートも許しませんでした。これらの点から私達はスタートしなければなりません」
ナポリ戦と比較してポジティブな点は「プレー強度が高まったこと」と「内容の良い時間帯が伸びたこと」の2つでしょう。
一方で「ミスが絡む形での失点で勝点を取りこぼす」という課題はまだ残ったままです。そのため、復調と見なされるにはもう少し時間がかかることになると思われます。
チームの方向性は定まっているように見受けられますし、「上昇気流を掴めるか」がテーマになるはずです。攻撃では「カウンター時のフィニッシュ精度」が問われることになるでしょう。
アッレグリ監督がチームに自信を植え付けるためにどのような策を講じるのかにも注目です。