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公式発表: モイゼ・ケーンが2年ぶりにユベントスに復帰

 ユベントスは公式サイト上でプレミアリーグのエバートンからモイゼ・ケーン選手を期限付き移籍で獲得したと発表いたしました。ケーン選手は2019年夏までユベントスに在籍していたため、2年ぶりの復帰となります。

画像:ユベントス復帰が発表されたケーン

 なお、発表されたプレスリリースは以下のとおりです。

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選手モイゼ・ケーンの購入に対する
エバートンとの合意事項

 

 トリノ、2021年8月31日 ー ユベントス・フットボールクラブはエバートン・フットボールクラブと選手モイゼ・ケーンの選手登録権を2023年6月30日まで700万ユーロで一時的に取得することに合意いたしました。2021/22 シーズンは300万ユーロ、2022/23 シーズンは400万ユーロの内訳です。

 この契約には 2022/23 シーズン終了時までに特定のスポーツ目標が達成されることを条件にユベントスが選手登録権を確実に取得する義務が伴います。選手取得の費用は3年分割2800万ユーロです。

 加えて、さらなるスポーツ面でのパフォーマンス目標を達成した際には最大300万ユーロのボーナスが発生することになります。


 

 2019年夏に最大3000万ユーロでエバートンに売却したケーン選手を最大3800万ユーロで買い戻す結果となりました。「クラブ経営への影響はそれほど大きくない」と言えるでしょう。

 ケーン選手がユベントスを離れた 2019/20 シーズンはサッリ監督が就任し、CF はイグアイン選手が入ることが濃厚でした。チームが機能すればベンチ暮らしが確定的でしたから出場機会を求めて移籍をした判断は間違いではありません。

 ただ、「この2年間で成長した姿をティフォージに見せること」は要求されます。昨シーズンに PSG で見せていた献身性・足下の技術・決定力を継続して発揮できれば、レギュラーの座を手中に収めるは容易と考えられます。

 キエーザ選手やロカテッリ選手などイタリア代表でも主力として存在感を示すことが期待される選手との “化学反応” がポイントになるでしょう。

 

 出場機会を求めてイタリア国外で得た経験を活かしてケーン選手が自らの特長をピッチ上で表現することができるのかに注目です。