ユベントスは公式サイト上で現地1月27日(水)に開催される 2020/21 コッパ・イタリア準々決勝 SPAL 戦に向けた調整を開始したと発表いたしました。一発勝負のため、勝ち上がることがノルマと言えるでしょう。
現地24日(日)のランチタイム・キックオフで行われたセリエA第19節ボローニャ戦に 2-0 で勝利したユベントスは翌25日にコッパ・イタリア準々決勝 SPAL 戦を見据えた調整を開始。
普段のルーティンどおりに(ボローニャ戦の)先発組はリカバリーメニューを消化し、控え組はポゼッションなど試合を見据えた強度のあるメニューを行ったことが報告されています。
コッパ・イタリアは準々決勝までは「一発勝負」のため、27日の SPAL 戦は勝利がノルマとなります。セリエBのチームが相手ですから、手堅い試合運びで勝利することが求められていると言えるでしょう。
注目点となるのは「3バックが予想される相手にピルロ監督がどう対処するのか」です。
SPAL の基本戦術はコッパ・イタリア5回戦で対戦したジェノアと似たものになるでしょう。ユベントスのビルドアップを阻害できないなら、ゴール前を固めて試合を膠着させ、ロングカウンターやセットプレーに活路を模索すると考えられるからです。
分析を行う時間が少ないなら、ミラーゲームに持ち込めば勝ち切れるはずです。しかし、ドラグシン選手など若手選手を起用することで主力選手に休養を与えたい過密日程であるため、どうバランスを取るのかがポイントになるでしょう。
SPAL 戦での先発が濃厚なのはボローニャ戦でリーグ戦でのイエロー累積が5枚に達してしまったクルゼフスキ選手だけです。チーム事情と今後の日程を加味してどのようなメンバー編成で試合を迎えるのかに注目です。