ユベントスは公式サイト上で 2019/20 セリエA第37節カリアリ戦に向けた招集メンバー22選手を発表いたしました。なお、今節はサッリ監督による前日会見は実施されていません。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: シュチェスニー、31: ピンソーリョ、77: ブッフォン |
DF | 12: アレックス・サンドロ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ、28: デミラル、41: コッコロ、42: ウェズレイ、: フラボッタ |
MF | 5: ピアニッチ、14: マテュイディ、30: ベンタンクール、38: ムラトーレ、43: ペーテルス |
FW | 7: ロナウド、16: クアドラード、21: イグアイン、33: ベルナルデスキ、35: オリビエリ、44: ヴリオーニ、46: ザニマッキア |
コンディションに不安を抱える選手は基本的に招集メンバー外となり、Bチームから8選手を招集してサルディーニャ島に向かうことになりました。
【先発予想: 4-3-3】
GK: ブッフォン
DF: クアドラード、ルガーニ、ボヌッチ、A・サンドロ
MF: ベンタンクール(ムラトーレ)、ピアニッチ、マテュイディ
FW: ベルナルデスキ、イグアイン、ロナウド
サッリ監督は 4-3-3 を選択するでしょう。基本的にトップチームの選手が60分ほどプレーし、残り時間はBチームの選手にセリエAデビューをプレゼントするという采配になると考えられます。
対するカリアリのゼンガ監督は 4-3-1-2 が有力視されています。前節までは 3-5-2 を基本形に戦ってきたチームですから、中央を封鎖して縦への速攻に賭けて来ると見る必要があるでしょう。
カリアリの攻撃陣を牽引するのはジョアン・ペドロ選手(18得点)とシメオネ選手(11得点)です。J・ペドロ選手は2列目からの飛び出しという形で得点を量産するタイプですから、縦関係を作る2トップにユベントスの守備陣がどう対応するのかがポイントになります。
一方の攻撃陣は「ディバラ選手が不在の中で相手の守備ブロックを崩せるか」が注目点です。
ディバラ選手が大一番であるリヨン戦に間に合う保証はありません。また、先発フル出場は難しいとも考えられます。そのため、中断明けにディバラ選手が担っていた「攻撃に変化を加える役割」を(チームとして)どのように引き継ぐかも鍵になります。
ユベントスにとっては消化試合ですから、カリアリ戦の勝敗は度外視されるでしょう。ただ、リヨン戦に向けた確認作業は必要ですし、主力選手を酷使したことで負傷離脱となっては本末転倒です。
サッリ監督がどのような意図を持ってカリアリ戦に臨むのかに注目です。