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「イグアインが DC ユナイテッドに加わってくれれば」とワシントン・ポストが希望的記事を掲載

 アメリカの『ワシントン・ポスト』が「イグアイン兄弟が DC ユナイテッドにとって大ヒットになるかも」との記事を掲載しています。ユベントス側のメリットは少ないものの、可能性はゼロではないと言えるでしょう。

画像:移籍先としてMLSも浮上したイグアイン
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 噂の出所となったのはアメリカの首都ワシントン D.C. の日刊紙ワシントン・ポストです。

 ワシントン D.C. にはメジャーリーグ・サッカー(MLS)の DC ユナイテッドが本拠地を置いており、今年3月からイグアイン選手の実兄であるフェデリコ・イグアイン選手(35)がコーチ兼選手として加入しています。

 そのため、「兄弟でのプレーであればイグアイン選手も関心を示すのでは?」との観測が出る形になっているのです。ただ、ユベントス側の事情が一切考慮されていないため、実現の可能性は現時点では低いと言わざるを得ないでしょう。

 

 ネックになり得る点は以下のとおりです。

  • 2021年夏まで契約があり、1800万ユーロの減価償却を残す
    • ユベントスは1ユーロでも多い移籍金が欲しい
    • DC ユナイテッドの希望はフリー・トランスファー
  • 「病気の母の近くにいたい」という選手の希望が報じられている
  • 高年俸が必要
    • コロナ禍で MLS が年俸抑制に動く傾向あり

 ユベントスとしては「『テベス選手の放出形式』でリーベルに移籍」をさせた方が経営的な痛手は軽微で済みます。ですから、「フリーでの MLS に移籍」は容認されないでしょう。

 損切りが不可避な状況であることに変わりありませんが、経営のプロフェッショナルとしてパラティーチ CFO がどのように折り合いを付けるのかに注目です。