『スカイ・イタリア』の記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏がイギルスの『スカイ』に出演し、視聴者からの質問に答える形でユベントス関係の移籍情報に言及していましたので、概要を紹介いたします。
Q. ポグバはユナイテッドに残りますか?それとも退団しますか?
A. 彼は旅立てるでしょう。契約は残りたった1年だからです。残り1年の契約の場合、延長することは非常に困難です。(中略)
レアル・マドリードが彼の前に立っていますし、ジネディーヌ・ジダンは昨夏に彼を欲しました。ユベントスは帰還を望んでいますが、彼は交換トレードのみが可能でしょう。
ですから、ユナイテッドのニーズもしくはユベントスが取引に加えることができるピアニッチやD・コスタなどの選手次第です。
ユベントスとマンチェスター・ユナイテッドがこの数日での連絡を取り合っていることは知っていますし、ユーヴェはこの手の取引を好んでいます。
Q. ディバラは契約延長をしますか?他に彼との契約に興味を示しているクラブは?
A. 彼は延長すると思います。少し奇妙な昨夏の状況の後、彼は素晴らしいシーズンを過ごしています。滞在し、契約にサインをすると思います。夏に大きな移籍はないでしょう。
ユナイテッドがディバラを獲得するために大金を費やすとは思えませんし、ユベントスが今夏に彼を手放したいとも思えません。
ディバラはユベントスに留まりたいと考えています。選手が移籍を考えていないのなら、留まることが幸せとなります。
ユベントスのフロント陣が色気を出している「ポグバ選手の復帰」ですが、現状は「レアル・マドリード次第」でしょう。現在の資金力とブランド力ではレアルに太刀打ちできないため、獲得に本腰を入れる場合は “かなりの出血” を覚悟する必要があります。
また、ポグバ選手の実力に疑いの余地はありませんが、「サッリ監督が志向するスタイルの下で本来の輝きを放てるかは未知数」という懸念があることに留意しなければなりません。
中盤 MF 陣の頭数は揃っていますから、ポグバ選手を獲得するなら選手の放出が前提となります。高給が必要となるため、必然的に大鉈を振るうことを求められるでしょう。ユベントスのフロント陣がどう判断するのかに注目です。