『スカイ・イタリア』によりますと、守備陣の強化を考えるミランがデミラル選手の獲得に再チャレンジする模様であるとのことです。ルガーニ選手の売却が暗礁に乗り上げており、デミラル選手の売却はあり得るでしょう。
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まず、ユベントスは余剰戦力を抱えています。CB では「ルガーニ選手をローマに売却」が基本路線ですが移籍金で折り合いが付いておらず、交渉は暗礁に乗り上げています。
そのため、「この状況はチャンス」と見たミランがデミラル選手の獲得に乗り出してきたのでしょう。
- ルガーニ(25)
- 移籍先: ローマが本命
- 3000万ユーロの評価額をローマが拒否
- デミラル(21)
- ミランから獲得の関心
- 3500万ユーロを払う用意があるとも
- 注)今夏に1800万ユーロで獲得
ミランは「ムサッキオ選手を売却」することで、デミラル選手の獲得費を捻出する考えと言われています。したがって、移籍金の捻出が獲得のハードルになる可能性は低いため、ユベントスのフロント陣が状況をどう判断するか次第でしょう。
現状でローマがルガーニ選手の獲得費用を上乗せする可能性は低いままです。「ルガーニ放出」を優先するなら、移籍金の値下げをユベントスが飲まざるを得ないと思われます。
一方でミランがデミラル選手の獲得を諦めていない理由は「カルダーラ選手の前例があるから」でしょう。『若手有望株』よりも『即戦力』を重用するユベントスが余剰人員を抱えているのですから、「出場機会」と「一定の移籍金」を提示したオファーが来ることは避けられません。
財政的にも選手放出が不可避となっているユベントスのフロント陣がどのような判断を下すことになるのかに注目です。