『スカイ・イタリア』によるますと、「ストゥラーロ選手のジェノア復帰」でユベントスとジェノア間での交渉が行われる見通しであるとのことです。ジェノアのペリネッティ GD が言及しており、実現性は十分にあると言えるでしょう。
ストゥラーロ選手はポルトガルのスポルティングに1年間の期限付き移籍をしていますが、負傷で 2018/19 シーズン前半戦の出場はありませんでした。そのため、戦力としてカウントされておらず、契約を早期打ち切りとしてもスポルティング側に問題はないと言えるでしょう。
不遇のストゥラーロ選手に “救いの手” を差し伸べようとしているのは『古巣』のジェノアです。
ストゥラーロ選手は「ジェノアの下部組織出身」であり、25歳と年齢的にもこれからがピークの選手です。また、プランデッリ監督という「過去にストゥラーロ選手の獲得に前向きだった指揮官」が率いていることからも、復帰に向けた動きが出る理由となります。
移籍の形態は「買取義務またはオプションが付随した半年間の期限付き移籍」になると見られています。完全移籍に要する費用は1000万ユーロほどになるでしょう。
ジェノアにとっては「やや高額」な要求額になりますが、今季終了後にはクリスティアン・ロメロ選手の保有権がユベントスに売却される可能性があり、その分で “お釣り” が出る計算になります。(ジェノアが2500万ユーロの移籍金を要求しているため)
慣れ親しんだジェノバの地でストゥラーロ選手が復調する可能性はあると言えるでしょう。まずはストゥラーロ選手の去就がどのような形で落ち着くのかに注目です。