『トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスがウルグアイ代表 MF ベンタンクール選手との現行契約の内容を見直した上での契約延長に動き出したとのことです。今シーズンの飛躍ぶりを踏まえると、妥当な動きと言えるでしょう。
PR
ベンタンクール選手は2017年夏にボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)からユベントスに5年契約で加入しました。現行契約は以下の内容と報じられています。
- 契約期間:2022年まで
- 年俸:100万ユーロ(ガゼッタ紙の推定値)
- 備考:選手売却時の移籍金の 50% をボカが受け取る
欧州でのキャリアがない状態ですから、年俸は妥当なものと言えるでしょう。ただ、パフォーマンスと年俸が釣り合わなくなり始めていることも事実であり、2018/19 シーズンの前半戦で見せている内容はそのことを如実に示しています。
そのため、移籍を事前に防ぐという意味でも「昇給+契約延長」をする価値は十分にあるはずです。
ユベントスとしてはベンタンクール選手と契約延長を行う際に “やっておきたいこと” があります。それは「ボカ・ジュニアーズが持つ移籍金の受取権消失」です。
現状ではベンタンクール選手が6000万ユーロで移籍した場合、半分の3000万ユーロはボカが手にすることになります。これは経営的にも避けたいことであり、契約延長時には該当項目を是が非でも消失させておきたいところです。
ベンタンクール選手の貢献度を考えると、「最低でも年俸は倍増」が基準と言えるでしょう。契約延長がスムーズに合意に達することができるのかに注目です。