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【移籍のウワサ】 ブレッシアのトナーリを巡り、ユーヴェ・インテル・ローマらが争奪戦を展開中?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、11月の代表戦ウィークでイタリア代表に招集されたブレッシア(セリエB)に所属するサンドロ・トナーリ選手を巡ってユベントスやインテルなどが争奪戦を展開しているとのことです。

画像:イタリア代表で調整するトナーリ
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 トナーリ選手は2000年5月生まれの18歳。ブレッシア下部組織出身の MF で、風貌と見た目から「ピルロ2世」と称される期待の若手イタリア人選手です。

 頭角を現したのは 2017/18 シーズン後半戦で、中盤でポジションを掴むと19試合(先発は17試合)に出場。2ゴール2アシストの結果を残したこともあり、一気に注目柄となりました。

 当然、ビッグクラブが獲得に乗り出し、移籍金は2000万ユーロほどにまで上昇していると報じられています。

 

 トナーリ選手の獲得に乗り出していると名前が現状で出ているのはユベントス、インテル、ローマの3チームです。いずれのチームも「獲得したい理由」があるため、可能性はあると言えるでしょう。

  • ユベントス:
    • 「若手イタリア人選手の保有権確保」は基本方針
    • ピアニッチ(28)の後継者として理想的
    • ベンタンクールはインサイドハーフの方が活きる選手
  • インテル:
    • ボルハ・バレロ(34)の後任が必要
    • イタリア人 MF はガリアルディーニだけ
  • ローマ:
    • デ・ロッシ(35)の仕事ができる後継者を欲している

 どのチームも “ピルロ型の中盤 MF” を求めている事情があります。そのため、トナーリ選手の保有権は遅くても来年夏までにはビッグクラブが手にしていることになるでしょう。

 アッレグリ監督はベンタンクール選手を「レジスタ」として育てる形で昨シーズンは起用して来ましたが、ケディラ選手の負傷などでプレーした「インサイドハーフ」や「ダブルボランチ」で起用された際のパフォーマンスが素晴らしく、育成方針の再考は不可避になっています。

 そのため、「レジスタの若手有望株」を獲得する必要が生じているユベントスにとって、トナーリ選手は “渡りに船” と言えるでしょう。

 

 ただ、それはインテルやローマにも言えることであり、争奪戦が起きることを念頭に置いておく必要があるはずです。まずは1月の移籍市場でトナーリ選手の争奪戦が本格化するのかに注目です。