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プリマベーラ:UEFA ユースリーグ第4節ユナイテッド戦を 2-2 の引き分けで終える

 2018/19 UEFA ユースリーグ第4節マンチェスター・ユナイテッド戦が行われ、ユベントス・プリマベーラは 2-2 の引き分けで勝点1を獲得しました。

画像:1ゴール1アシストの活躍でチームを牽引したペトレッリ

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧
(2018/19 UEFA YL 第4節 マンチェスター・U戦)
  選手名
GK 1: ロリア (C)
DF 6: カペッリーニ(→ 34' st. 2: ボロカ)
4: ジョアン・セラン
15: ゴッツィ・イウェル
3: アンツォリン
MF 14: ニコルッシ
18: モッローネ(→ 22' st. 5: マコウン)
8: フランコフォンテ(→ 17' st. 10: ファジョーリ)
FW 11: ポルタノーバ(→ 34' st. 20: パブロ・モレーノ)
9: ペトレッリ
7: モンジアーロ(→ 21' st. 19: ディ・フランチェスコ)

 バルディーニ監督は 4-3-3 を選択。バンデイラ選手を出場停止で起用できない右 SB にはカペッリーニ選手を回し、前線の3トップはポルタノーバ、ペトレッリ、モンジアーロの3選手を起用して試合を迎えます。

 

 この試合で先手を取ったのはユベントス。20分に左サイドからペナルティーエリア内に侵入したアンツォリン選手が倒されて PK を獲得。これをペトレッリ選手が GK が飛んだ方向とは逆のゴール右下に決め、ユベントスが1点を先行する。

 対するユナイテッドは32分にゴール正面やや左で獲得した FK をゴメス選手が直接狙うが、シュートは枠の左へと外れてしまう。

 前半を1点のリードで折り返したユベントスだったが、後半はユナイテッドに攻め込まれる展開が目立つようになる。51分にオコナー選手がドリブルで持ち上がり、グリーンウッド選手が左足シュートを決めるも、これはオフサイドでゴールは認められない。

 56分には左サイドの突破を許し、中央でフリーのターナー選手に決定的なシュートを放たれたが、シュートミスで命拾いをする。

 だが、59分にバルロウ選手のドリブルから右サイドに展開され、これをタヒス・チョン選手にダイレクトで折り返される。このボールがジョアン・セラン選手の足に当たってオウンゴールとなり、ユナイテッドが同点に追いつく。

 それでも、ユベントスは62分にアンツォリン選手からの横パスを受けたペトレッリ選手が裏のスペースにラストパス。これをポルタノーバ選手が流し込み、ユベントスが1点の勝ち越しに成功する。

 しかし、直後の65分に今度はカペッリーニ選手がグリーンウッド選手を自陣のペナルティーエリア内で倒してしまい、PK を献上してしまう。ユナイテッドもバルロウ選手が GK ロリア選手が飛んだ方向とは逆のゴール右下に決め、再び同点に追いつく。

 その後、両チームともに勝ち越しゴールは狙ったものの、得点を決めることはできず。結局、試合は 2-2 で終了し、勝点1を分け合うに留まった。

 

 なお、プリマベーラを率いるバルディーニ監督は試合後に次のコメントを残しています。

フランチェスコ・バルディーニ監督:
「満足しています。なぜなら、選手たちは私が要求したことをすべて実行し、素晴らしいリアクションを見せてくれたからです。

 もし、勝ち進みたいなら、ごく僅かな試合で敗けることは可能です。私達は強いですし、集中力という点で改善しなければならないでしょう」

 

 前回の対戦で力の差を見せつけられたユナイテッドとの対戦と比較すると、先手を取り続けたことは収穫です。バルディーニ監督が指摘した「集中力の改善」は次戦以降の課題点と言えるでしょう。

 プリマベーラの次戦は11月11日に実施予定のカンピオナート第8節サッスオーロ戦です。

 ユナイテッド戦では先行し、主導権を握る試合運びをすることができました。次のサッスオーロ戦では「勝ち切ること」がテーマになるでしょう。ユナイテッド戦で手にした好感触をカンピオナートでも活かすことができるのかに注目です。