2018/19 UEFA ユースリーグ第1節バレンシア戦が行われ、ペトレッリ選手のゴールを守り切ったユベントスが 0-1 で勝利し、グループを白星で発進することに成功しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ロリア (C) |
DF | 7: バンデイラ 6: カペッリーニ 4: ジョアン・セラン(→ 16' st. 16: ゴッツィ・イウェル) 3: アンツォリン |
MF | 18: ポルタノーバ(→ 34' st. 8: フランコフォンテ) 15: マコウン(→ 1' st. 5: モッローネ) 14: ニコルッシ |
FW | 10: パブロ・モレーノ(→ 34' st. 20: フレデリクセン) 9: ペトレッリ 11: ファジョーリ(→ 45' st. 13: トンギャ) |
バルディーニ監督はサッスオーロ戦から1選手を入れ替えただけで、システムは同じ 4-3-3 を採用して試合を迎えます。
試合は拮抗した内容で、両チームともに決定的なシュートを放つことができずに時間が経過する。
バレンシアは10番を背負うイ・ガンイン選手がトップ下のポジションから攻撃を牽引するも、ユベントスのゴールを脅かすことはできない。対するユベントスはパブロ・モレーノ選手が突破力を見せ、29分にはネットを揺らすもオフサイドでゴールは取り消されてしまう。
対するバレンシアは34分にイ・ガンイン選手がポルタノーバ選手から受けたファールで得た FK を自ら狙い、ポスト直撃のシュートを放つ見せ場はあったものの、ゴールとはならず。結局、前半は両チームの守備陣が光ったこともあり、0-0 で折り返す。
迎えた後半も前半と同じ構図が続く。
バレンシアは62分にイ・ガンイン選手のシュートが再びポストを叩き、決定機を活かし切ることができない。すると、一瞬の隙を突き、ユベントスが均衡を破ることに成功する。
70分、ユベントスはポルタノーバ選手が右サイドを突破し、中央にグラウンダーのクロスを入れる。これを背後から走り込んだパブロ・モレーノ選手が合わせるも、シュートはバレンシア DF がブロック。この浮き球をペトレッリ選手が押し込み、ユベントスが1点のリードを手にする。
リードを得たユベントスは守備の集中力が増し、交代枠を上手く使ったことでバレンシアの攻撃を抑えることに成功。結局、バレンシアにポスト直撃シュートを2本許したものの、枠内シュートは1本も許さず。
ペトレッリ選手のゴールを守り切ったユベントスが 0-1 で勝利し、勝点3を獲得することに成功した。
プリマベーラは昨シーズンのスタートが良くなかったことを考えると、今シーズンは好スタートを切ったと言えるでしょう。結果が出ていますし、プレーの質も伴っているからです。
ポルタノーバ選手とパブロ・モレーノ選手がポジションを頻繁に入れ替えるなど、攻撃陣が流動性を持ち、チームとして機能していることが理由です。中でも、8月に17歳になったばかりのペトレッリ選手が公式戦2試合連続ゴールと結果を出していることは大きなプラスです。
プリマベーラの次戦は9月23日(日)に予定されているカンピオナート第2節カリアリ戦です。好調さを維持する戦いをすることができるのかに注目です。