ユベントスは公式サイト上で 2018/19 シーズンに着用するサードユニフォームを発表いたしました。カラーリングは「カーボン&ショック・イエロー」ですが、素材が欧米で流行りの “海洋プラスチック” であることが特筆事項と言えるでしょう。
アディダス社はサードユニフォームをプロモーションに利用しています。2017/18 シーズンは「ファンにデザイン案を募る」という方式を採用し、今季は「アディダス社が提携する PARLEY とのキャンペーンを啓蒙する」というものです。
そのため、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードの 2018/19 シーズン用のサードユニフォームもユベントスのものと同じデザインが採用され、違いはカラーリングのみという形になっています。
ユベントスの 2018/19 シーズン用サードユニフォームのカラーリングやデザインは良いと思うのですが、政治色が強く出ているキャンペーンに賛同することはリスクが大きいと言えるでしょう。
欧米の “エコ活動家” は「海洋プラスチック問題」を熱心に取り上げています。アディダスが組む PARLEY もその1つですが、日本で支持が広がることはないと断言できます。
なぜなら、PARLEY は『シー・シェパード』のポール・ワトソンが率いる団体だからです。反捕鯨活動が海賊行為と認定され、資金難に陥ったから、今度は海洋プラスチック問題を “飯の種” にしようと意図が透けて見えます。
ポイ捨てが当たり前の欧米社会に対し、「ゴミをゴミ箱に捨てる」という(日本では)当たり前となっている行為を啓発する方が好ましいことでしょう。
2018/19 シーズンはホーム用ユニフォームとサードユニフォームが公表されました。残るアウェイ用ユニフォームがどのようなデザインになっているのかに注目です。