オリンピアコスとの UEFA チャンピオンズリーグ、グループステージ第2節に 2-0 で勝利したユベントスの監督・選手による試合後コメントを紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「イグアインをベンチスタートにする決断をしました。他の選手より少しコンディションが悪かったからです。しかし、今夜の彼は素早く動き、素晴らしい場所に顔を出しました。
イグアインが問題になったことはありませんし、問題になることもないでしょう。彼は違いを作れる選手であり、私達に勝利をもたらしてくれる選手なのです。
ユベントスは忍耐を持って知的な試合を戦いました。いくつかのカウンターを受けましたし、オリンピアコスは監督変更もあり、非常に守備的にプレーしていました。スペースが消されていたこともあり、私達は素早くボールを動かせませんでした。ですが、私達はそれを打ち破ったのです。
ベタンクールは良いプレーを見せました。タックルでボール奪取をしたりと良い動きでした。まだ多くの改善点がありますし、トレーニングで取り組むことになります。ショートパスのポジショニングが改善項目と言えるでしょう。
ドウグラス・コスタは個の能力を見せる必要があります。ですが、彼はチームメイトとのプレーを好んでいるのです。ドイツとは全く異なるリーグに上手く適応するために取り組んでいる段階です。
ストゥラーロは重要な役割を担っています。良く走れますし、良いテクニックも持っています。中盤の時ほどのスムーズさがないと映るでしょう。しかし、時間とともに適応することでしょう。私は彼がこのポジションでも素晴らしいキャリアを築くことができると思います」
ゴンサロ・イグアイン選手:
「私は常に冷静でした。ヨーロッパで多くの経験がありますし、プレーしたすべてのチームで得点を決めてきたからです。批判に影響されることはありませんし、一喜一憂することもないのです。
最も大事なことを自分を信頼することです。頭をクリアにし、冷静さを保ち、落ち着いた中で働くことが重要です。それが結果に結びつくのですから。
すべての人が私の側にいて、私を信頼してくれていました。家族、友人、ファン、そして偉大なチームメイトたちです。ゴールを決めた時には大きな喜びを示してくれました。私のキャリアで最も美しい瞬間です。
リマッチではありません。私はただチームの勝利を手助けしたいだけですし、得点ができて幸せだったのですから」
アンドレア・バルザーリ選手:
「フィジカルを活かして上手く守る相手との難しい試合でした。前半は正しいパスコースを見つけることに苦しみました。後半はさらにボールを動かし、シュートを放ちました。イグアインが試合を一変させたと思います。
私達は落ち着いていました。なぜなら、イグアインのポテンシャルを知っているからです。彼のような選手が2試合続けてベンチスタートということは簡単なことではありません。
しかし、正しいスピリットを見せ、実力を示したのです。ゴンサロはここで落ち着けることを知っていますし、出場機会を得て、ゴールを決めたことで全員に幸せをもたらしました。
直近の試合では普段通りの欲求を持って良いプレーができています。チャンピオンズリーグ決勝で敗れ、失望した後のシーズンスタートは簡単なものではないからです。
このような状況では心理的な後押しが大事になります。良い精神を見出し、良いフィジカルを作ることで私達は幸せになれるのです。3日おきに試合があり、一息を付く時間はありません。私達はシーズン終了まで進み続けなければならないのです」