レアル・マドリードとのチャンピオンズリーグ決勝に 1-4 で敗れたユベントスの監督・選手による試合後コメントを紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「選手たちが今季成し遂げたことを誇りに思います。前半は非常によかったのですが、チャンスを活かせませんでした。跳ね返りでゴールを許したことで心理的に切れてしまいました。歯を食いしばって守るべきでしたし、これが今後に向けてのステップと言えるでしょう。
普段よりも前半に消耗しました。ポゼッションで急ぎすぎたこともあり、もう少し冷静さを持つべきでした。これは反省点であり、改善すべき点です。
後半はレアルがペースを上げたことで防戦一方となりました。オープンな展開を保ちたかったのですが、3点目を許してしまいました。エネルギーが足りなかったと言えるでしょう。
来シーズンこそは三冠を目指さなければなりません。意見を集約し、エネルギーを注ぎ、戦いに戻る必要があるのです。このことを教訓にできますし、改善できるからです。
今日の試合はファイナルで勝つというモチベーションになります。チームに必要なものは揃っていますし、クラブは改善・調整箇所を理解しています。
シーズン中にシステムを変更すれば当然でしょう。特定の選手を休ませる機会が限られており、勤続疲労を起こしていたことを否定できないのです。時代が終わった訳ではありません」
ジャンルイジ・ブッフォン選手:
「非常に失望しています。前半のアプローチは的確なもので、レアルをロープ際まで追い込みました。多く走ったのですが、クレバーさがなく、リードを奪うことができませんでした。
後半について語ることは多くありません。相手のクオリティーや勝利へのメンタリティーが輝くことになりました。トロフィーを掲げたいのであれば、この逆境を克服しなければならないのです」
ダニ・アウベス選手:
「同点に追いついた後はコントロールしていましたが、後半はレアル・マドリードが上手くプレーしました。期待していたアプローチだったと思います。違いは普段と同じように守れなかったことでしょう。
集中力とインテンシティーをトップレベルに保たなければ、才能のあるレアル・マドリードに傷つけられることになるのです」