負傷から復帰したキエッリーニ選手が『メディアセット』からのインタビューに応え、シーズン後半戦に向けた意気込みを語ったと公式サイトが紹介しています。
ジョルジョ・キエッリーニ選手:
「重要な週末でした。特にチャンピオンズリーグ後にプロビンチャを相手に勝利したことは重要した。クオリティーでアドバンテージを持ち、ホームで3ポイントを得なければなりませんでした。
代表ウィーク前に行われるウディネーゼとサンプドリアのアウェイ戦は重要です。ナポリ、ミラン、ローマとの一戦より重要と言えるでしょう。
重要な時期に差し掛かっていることは分かっています。3月20日までにリーグ戦の合間にチャンピオンズリーグとコッパ・イタリア準決勝ファーストレグを戦い、代表ウィークを迎えるのです。
私達はすべてのコンペティションを戦っていますし、全員が起用可能で高いレベルの選手が揃っています。
レオ(ボヌッチ)を除けば、落ち着いてリラックスした1週間を過ごしていたと思います。こうしたことは起きることですが、昨日はピッチ上でプロフェッショナルであることを示しました。
結局のところ、最も大事なのは個人ではありません。キエッリーニではありませんし、ブッフォンでもありません。特定の個人ではなく、重要なのはチームなのです。
レオはいつもチームのことを第一に考えていますし、昨日の試合でもそれを示しました。私達25選手は家族のようなものであり、フランクな関係です。時には言い争いになることもありますが、大事なことは常に結果なのです。
エンポリ戦でプレーした11選手とは別に11選手がおり、最高の2チームが存在しています。
誰がプレーするかは非常に困難なことです。全員が先発するに値しており、誰を外すのかは難しいことだからです。
私達はどのポジションでも同じレベルの選手が揃っていることを分かっています。私達にできることはそれぞれの試合で勝つことに集中することです。
ポジティブな姿勢でプレーすることで、ベストを尽くせますし、良い結果となるでしょう。これは成功の礎ですし、5月にプレーし、6月にもプレーすることが目標です。
1試合ずつ考えなければなりません。私達が持つ強さに気づいていますが、おごりがあってはいけません。気づきはポジティブですが、推測はネガティブなこととなります。
毎日・毎試合仕事を続けなければなりません。なぜなら、自己犠牲がなければ結果を達成することはできないからです。
バルセロナが 4-0 で敗れることは想像していませんでした。対戦する時期と勢いが大きく影響することでしょう。
4月には準々決勝が、5月には準決勝があります。1つの怪我や鍵となる選手が出場停止となるだけで全く異なったチームになるでしょう。
コッパ・イタリア準決勝は本当に美しい戦いになるでしょう。ナポリは私達と何年も覇権を争ってきたチームですし、素晴らしいクオリティーを持っています。
アタランタに敗れたことで、“怒り” を持ち、リアクションを示すはずです。ですが、私達はローマで行われる決勝に駒を進め、トロフィーを掲げたいと思っています。誰がプレーするにしても、よく組織されていなければなりません。
メルテンスはアウトサイドで選手というイメージがあり、CFとして飛躍するとはイメージできませんでした。ですが、ゴールを効果的に奪える選手として考えをすぐに変化させています。カジェホンはワールドクラスですし、インシーニェは高いパフォーマンスを示しています。
ナポリは強いチームですが、いくつかの弱点もあります。私達はそこを突くことにチャレンジしたいと思います」