『ユベントスTV』が行った新年最初のインタビューにマルキージオ選手が登場し、シーズン後半戦に向けた意気込みを語っていましたので概要を紹介いたします。
クラウディオ・マルキージオ選手:
「2016年は怪我による長期離脱もあり、ほろ苦いものでした。同じことはチームにも言えるでしょう。良い形で締めくくることができなかったからです。
今シーズン最初のトロフィーを逃したことを残念に思うことは当然です。ですが、ポジティブな点にも目を向けなければなりません。記録点な勝点を稼ぎましたし、冬のチャンピオンにも輝きました。
これは2017年に大きな決意と信頼を持って始めることができることを意味しているのです。
ファンが近くにいるホームスタジアムでスタートできることは嬉しいことです。私達は試合に向けた準備をしなければなりませんし、ファンの声援は後押しとなるでしょう。
うまくスタートしたいと思うチームと対戦するのです。一般的に休暇明けの試合は難しくなることを私達は分かっています。休息を終え、試合に向けた準備しなければならないのです。
ボローニャは選手層や監督を考えると、満足いく勝点を稼ぐことができていないと言えるでしょう。仕事を進め方を知っているだけに良い試合をするために全力を尽くしてくると思われます。
ドナドーニのチームは常にプレッシャーを与えてきますし、1年前の対戦では連勝記録を止められたことを思い出すべきです。正しい形で新年を始めることを確認する意味を含めて戦う必要があります。
リーグ戦では敗れた後に上手く挽回したと思います。ローマは近年偉大なチームであることを証明しており、スクデットを狙えるだけのポイントを獲得するでしょう。
ナポリはスタートに失敗したと思いますが、挽回に成功しています。セリエAだけでなく、チャンピオンズリーグでも重要なチームだと言えます。
チャンピオンズリーグはポジティブな道を歩んでいると言えるでしょう。グループを首位で通過しているからです。抽選の結果についても、さらに強いチームと対戦する可能性を考えると満足なものです。
ですが、ポルトが偉大なクオリティーを持つチームであることを忘れてはなりません。いつも良い結果を残していますし、毎年ビッグクラブに引き抜かれる選手を揃えています。ですから、注意しなければならないのです。
テクニカルなチームですし、フィジカルもあります。簡単な試合にはならないでしょう。決勝ラウンドではクオリティーを兼ね備えたチームとの対戦は当たり前です。すべての試合が難しくなるのです。
最初にアウェイ戦であることは幸運と言えるでしょう。2戦目をホームで戦うことができるからです。しかし、チャンピオンズリーグまでは時間があります。そのため、私達はリーグ戦のことを考えなければなりません。
不運にもスーペルコッパを逃してしまい、大きな後悔はあります。ですが、この敗戦を乗り越え、目標であるリーグ戦、チャンピオンズリーグ、コッパ・イタリアに集中しなければなりません。
3つのトロフィーを獲得できる可能性があり、私達はそれができる競争力のあるチームです。私達はそのことを知っていますし、これら3つで勝ち進まなければなりません。ユベントスはすべてで進むことができます!」