ジェノアから加入したリンコン選手がユベントス・スタジアムで入団会見を行いましたので、その概要を紹介いたします。

トマス・リンコン選手:
「チームにはすぐに慣れることができました。加入できて光栄ですし、常にすべてを出し尽くす必要があると感じています。
ユーヴェ移籍を決めたのは私に関心を寄せていると聞いた時です。疑うことはありませんでしたし、ここには勝つために来ました。
クラブの第一印象はファミリーのようで偉大なチャンピオンで満たされています。私にとってキャプテンが世界一のGKであることは誇らしいことですし、チームメイトたちと前進したいと思っています。
彼らは私を歓迎してくれましたし、分け隔てもないですし、南米出身者も多くいます。ですから、適応することは難しくはないでしょう。
私のようにジェノアから加入したステファノ(・ストゥラーロ)やマンドラゴラのように道があることは分かっていました。
背番号は28を選びました。空いていたものの1つだったからです。私は8を好んで着けるのですが、ここではマルキージオの番号ですからね。
それから、28という数字は私の年齢でもあります。すぐに誕生日を迎えてしまうことは事実ですが、まだ28歳です。これが選んだ理由なのです。
役割についてはチームから求められたことに対応したいと思っています。日々トレーニングすることで良くなるでしょうし、毎回ベストを尽くし、ピッチ上で役割を果たしたいと思います。
アッレグリ監督とはポジションについての話し合いを行っていませんので、これからです。
『El General(エル・ゼネラル)』のニックネームはドイツ時代に始まったものです。“プチジャーナリスト” のような形でチームメイトやクラブが呼び始め、それが現在でも続いているためです。気に入っていますし、そう呼ばれることに反対することもありません。
私は全員がリーダーであるべきだと思っています。常に考え、周囲を見る必要があるからです。自分自身のことの準備を行いますし、これは選手としても人間としても成長する必要があると感じているからです。
代表チームでもキャプテンを務めていますし、若手選手に手を差し伸べる際には注意しなければなりません。また、その準備もしなければならないのです。
私は日々成長し、学習するための人間性を持ち合わせています。仕事を続け、クラブ、スタッフ、そしてチームメイトにそれを示すだけです」