冬の移籍市場は閉まったばかりですが、早くも夏に向けた噂が出始めています。スペイン『マルカ紙』はレアル・マドリードがモラタ選手の買い戻しを決断したと報じています。
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レアルがモラタ選手をユベントスに売却した際に買い戻しオプションを付随させていたことは周知の事実です。レアルはその権利を行使することを決めたとマルカ紙は伝えています。
ただ、FIFA からの補強禁止処分がどういう形になるのかが不明であるため、夏の移籍市場で活動そのものができなくなる可能性も残されています。
しかし、ジダン監督が正式に就任したため、夏に向けた動きを本格化させ始めていると言えるでしょう。モラタ選手を買い戻すという決断はその中の1つだと思われます。
モラタ選手は昨シーズンのチャンピオンズリーグで古巣のレアル・マドリードに対して強烈な “恩返し” をお見舞いしましたので、そのことが買い戻しを決断させたと言えるでしょう。
買い戻しに必要な金額は3200万ユーロ(マルカ紙)と見積もられていますが、リバプールが6000万ユーロでオファーを出したと報じられているため、レアルの一員として来シーズンプレーするかは不明です。
これはモラタ選手の市場価格が買い戻しオプション行使額よりも高い場合に、「レアル経由プレミアリーグ行き」という移籍が起きる可能性があるためです。
ユベントスはモラタ選手を引き止めようとしていますが、その希望が現実になるかはレアルの出方次第だと思われます。