クリスマス前の時期になると、ユベントススタジアムの南スタンドで『Ale e Ricky』といったバナー等が掲げられることがあります。
12月15日は彼らの命日であり、これらは彼らを追悼するためのバナーメッセージでもあるのです。
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2006年12月15日、カルチョポリの影響でセリエＢを戦っていたユベントスの下に悲報が届きます。
プリマベーラに所属していた当時17歳のアレッシオ・フェッラモスカ（Alessio Ferramosca）氏と当時16歳のリカルド・ネーリ（Riccardo Neri）氏の２人が亡くなったとの第一報でした。次第に状況が明らかになり、彼らは15日の午後、ユベントスのトレーニング場であるビノーボ内にある貯水湖に落ちたボールを拾うために身を投じたことが原因で２人とも溺れて亡くなったとのことでした。
今年で９度目の命日です。
将来はアッズーリで活躍していたかもしれない若者の命が絶たれたという現実は痛ましい事故であり、ユベントスは現在も継続して残された家族への継続的な支援を行うことを確認し、チャリティー・ディナーや募金活動も行っています。また、今年の夏には彼らの名前を冠したユーストーナメントも開催されました。
メッセージ性の強いバナーをスタジアムに提示することに否定的なファンの方もおられると思いますが、このバナーメッセージだけは特例として理解を示して欲しいと思います。
