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アッズーリ、ビノーボで調整

 イタリア代表はフィレンツェ郊外のコベルチャーノを拠点にしているのですが、トリノでスペイン代表との試合を行った関係でビノーボで調整を行ったとユベントス公式サイトが伝えています。

画像:ビノーボで調整するアッズーリ
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 これはトリノからフィレンツェに移動した上でマケドニアに移動するより、トリノで回復メニューを消化して調整を積んだ方が疲労の蓄積が少ないと判断したためでしょう。

 キエッリーニ選手は代表から離脱しましたが、ブッフォン、バルザーリ、ボヌッチの3選手が代表チームに招集されていることを考えると、ビノーボにあるユベントスの練習施設をイタリア代表に貸すことによるメリットは十分にあるからです。

 

 ちなみに、イタリアでは練習場を貸し出すことは耳にすることです。中でも有名なのは2013年のスーペルコッパ・イタリアーナに向けてローマがトレーニング施設のトリゴリアをユベントスに貸し出したことでしょう。

 ローマは「ラツィオにだけはタイトルを取らせたくない」と思い、ラツィオもローマに対して同様の感情を抱いています。そのため、どっちもどっちと言えるでしょう。

画像:ラツィアーレがオリンピコでのインテル戦で掲げた横断幕

 ミラノの北スタンド(=インテルのサポーターが集まるクルヴァ・ノルド)との提携をいつも誇りに思い、敬意を払ってきました

 ローマとインテルがスクデットを争っていた2010年にオリンピコでラツィオサポーターがこのようなバナーを掲げているのですから、「練習場を貸すぐらいは問題ない」と考える首脳陣も出てくることでしょう。

 

 今回、ユベントスがビノーボの練習場をアッズーリに貸したことによるメリットはチームのメディカルスタッフがすぐに動けたことです。

 キエッリーニ選手は代表から離脱することになりましたが、Jメディカルで診察を行い、すぐに回復プロセスを始めることができました。ガゼッタ紙で「ウディネーゼ戦で起用できるかも」と楽観視する記事が書かれた点はポジティブに評価できることだったと言えそうです。