カルロス・バッカ選手をミランへ放出したスペインのセビージャですが、ホセ・カストロ会長がマルカ紙に「ジョレンテを待つつもり」と語ったことが報じられています。
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ユベントスとしては1200万ユーロの移籍金が支払われるのであれば容認の姿勢ですが、(現時点での)オファー額は1000万ユーロぐらいではないかと見られています。
カストロ会長のコメントとしては「移籍市場はオープンなままであること」、「エメリ監督が獲得を望めば、チームに加えるための努力を惜しまないこと」、「ジョレンテについては、我々が少し辛抱しなければならないこと」を述べています。
セビージャとしてはバルセロナとの UEFA スーパーカップの試合内容を見てから、アクションを本格化させる考えだと思われます。
ガメイロ選手やドルトムントからレンタル加入したインモービレ選手が上手く機能すれば、ジョレンテ獲得のプライオリティが急上昇するということはないでしょう。逆に上手く攻撃陣が機能しないとなれば、移籍金を上積みしたオファーがトリノに届く可能性が高くなるでしょう。
チーム的には適性額であればジョレンテ選手の放出は容認すると見られているのですが、チームが上海に出発する前にサポーターたちがクラブ事務所前でジョレンテ放出反対のデモ活動を行った経緯もあり一悶着が起きることも考えられます。
少なくともジョレンテ選手が移籍希望を口にしない限り、移籍交渉が大きく進展することはないでしょう。