昨年11月に行われたチャンピオンズリーグのオリンピアコス戦でヒザを痛め、離脱していたアサモア選手が日曜日のトレーニングセッションからチームに本格復帰したと報じられています。
.@Asabob20 returns to training! Catch up with Sunday's report from Vinovo: http://t.co/ukIgTbp4L8 pic.twitter.com/gXVXeEl1Hl
— JuventusFC (@juventusfcen) 2015, 5月 11
チャンピオンズリーグの登録メンバーに入っていないため、レアル・マドリードとのアウェー戦で起用することはできません。ですが、リーグ戦ではインテル戦(アウェー)とナポリ戦(ホーム)といった強豪チームと勝ち点を気にする必要なく戦うことができる試合が予定されていますので、これらの試合で回復状況をチェックすることになるでしょう。
アサモア選手が残りシーズンで示さなければならないことは「左サイドバックのレギュラーは自分だ」ということです。
現在、ユベントスの左サイドではパトリス・エヴラ選手が好パフォーマンスを披露していますが、今年の5月15日で34歳になります。また、エヴラ選手の契約は2016年までなので、レギュラーポジションを任せられる選手が必要と見なされるのは当然だと言えるでしょう。例え、エヴラ選手が25歳だったとしても、週2試合のペースで年間を通して好パフォーマンスを維持するのは不可能なことです。
左サイドで補強候補として名前が出ているのはポルトのアレックス・サンドロ選手。左サイドもできるという理由でバルセロナのマルティン・モントーヤ選手の名前も上がっています。
どちらの選手も獲得にはそれなりの資金を要するということもありますので、アサモア選手が見せるパフォーマンス次第では獲得の話そのものがなかったことになるでしょう。アサモア選手がレギュラー候補で、そこに(現在はキエーボにレンタル中の)フェデリコ・マッティエッロ選手などの若手がポジションを狙って挑戦するという形が来期の理想なのではないでしょうか。