2017/18 シーズンは10月の代表戦ウィークに突入しました。ユベントスのイグアイン選手はアルゼンチン代表メンバーから外れていますが、ここまでの出来を確認しておくことにしましょう。
昨シーズンとのゴール数比較
イグアイン選手は CF であり、得点をすることを期待された役割を担っています。では、昨シーズン(2016/17 シーズン)と今シーズンのゴール数を比較することにしましょう。
昨シーズンのイグアイン選手はリーグ戦38試合に出場し、24ゴール。2試合に1点以上を決めるペースで得点を量産しています。
今季はリーグ戦7試合を終えた段階で3得点と少し寂しい数字と言えるでしょう。ただ、シーズンは長く、挽回の余地は十分に残されていますので、大騒ぎする必要がないことも明らかです。
コンスタントに得点を積み重ねることが期待される
イグアイン選手に期待されるのは「コンスタントに得点を積み重ねること」です。得点数だけで評価すると、「弱い相手からは大量点を決めるが強豪との試合では沈黙する」というモヤモヤ感が残っていまうからです。
均衡を打ち破るゴール、勝ち越しゴール、同点ゴールをいうチームにとって価値の高いゴールを量産し続けることが期待されていると言えるでしょう。
得点という結果にはまだ結びついていませんが、イグアイン選手のフィジカルコンディションは昨シーズンの同時期よりも良好です。動く範囲が限定的だったことと比較すると、悲観的になる必要はありません。
おそらく、コンディションは 1〜2 段階は上がることでしょう。10月の代表戦が明けた後もコンスタントに得点を積み重ねていけるかが問われているのです。
ノルマがあるなら、次節(第8節)からの8試合で4得点以上
イグアイン選手に対するノルマを設定するなら、「ナポリなど今季のスクデットを争うライバル勢との直接対決が本格化するまでに昨季の得点数を上回っておくこと」になるでしょう。
- 2017/18 シーズンのナポリ戦は第15節
- 昨シーズンは15節終了時で7得点
(今季は7節終了時点で3得点)
要するに、「次節(第8節)からのリーグ戦8試合で4得点以上を決めること」がノルマとなります。昇格組の SPAL やベネベント、クロトーネとのホーム戦があるため、ハードルは高くありません。
ただ、チャンピオンズリーグの関係でターンオーバーが採用される可能性はあります。ですが、イグアイン選手の実力を考えれば、1〜2 試合の休養があったとしてもクリア可能なハードルの高さだと考えられます。
少なくとも、現時点でイグアイン選手の出来を判断するのは時期尚早です。ユベントスを率いるアッレグリ監督もシーズン前半戦は試行錯誤を毎年行っており、チームの骨格を模索している状況です。
ディバラ選手が絶好調ということもあり、相手チームからのマークが分散することも考えられます。選手個々の出来に評価を下すのはこれからの内容を基準にして下すべきだと言えるでしょう。