『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が毎シーズン発表している「セリエAに所属する選手の推定年俸」ですが、2017/18 シーズン分が発表されていましたので、ユベントスに所属する選手分をリスト化して紹介いたします。
選手名 | 推定年俸 | 税込み | 契約期間 |
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イグアイン | 750万ユーロ | 1388万ユーロ | 2021 |
ディバラ | 700万ユーロ (300万ユーロ) |
1295万ユーロ | 2022 (New) |
D・コスタ | 600万ユーロ | 1100万ユーロ | 2018 * |
ブッフォン | 450万ユーロ | 833万ユーロ | 2018 |
ピアニッチ | 450万ユーロ | 2021 | |
ケディラ | 400万ユーロ | 740万ユーロ | 2019 |
選手名 | 推定年俸 | 税込み | 契約期間 |
キエッリーニ | 350万ユーロ | 648万ユーロ | 2018 |
クアドラード | 350万ユーロ (300万ユーロ) |
2020 (New) |
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マンジュキッチ | 350万ユーロ | 2020 (New) |
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マルキージオ | 350万ユーロ | 2020 | |
マテュイディ | 350万ユーロ | 2020 | |
シュチェスニー | 350万ユーロ | 2021 | |
バルザーリ | 300万ユーロ (250万ユーロ) |
550万ユーロ | 2018 |
ベルナルデスキ | 300万ユーロ | 2022 | |
選手名 | 推定年俸 | 税込み | 契約期間 |
A・サンドロ | 280万ユーロ | 518万ユーロ | 2020 |
ベナティア | 280万ユーロ | 2020 (New) |
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リヒトシュタイナー | 280万ユーロ | 2018 (New) |
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ヘーベデス | 250万ユーロ | 463万ユーロ | 2018 * |
アサモア | 200万ユーロ (160万ユーロ) |
370万ユーロ | 2018 |
デ・シリオ | 200万ユーロ | 2022 | |
ルガーニ | 200万ユーロ (100万ユーロ) |
2021 (New) |
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ピアツァ | 150万ユーロ (180万ユーロ) |
278万ユーロ | 2021 |
ストゥラーロ | 150万ユーロ | 2021 (New) |
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ベタンクール | 100万ユーロ | 185万ユーロ | 2022 |
合計 | 1億5059万ユーロ | ー |
1:ガゼッタ紙の “推定年俸” である
数値は正式なものではなく、ガゼッタ・デッロ・スポルトによる推定年俸ということを忘れてはなりません。したがって、実際の数値とは誤差が生じる場合があるのです。
ガゼッタ紙が推定年俸を算出した方法は以下のプロセスに基づくものでしょう。
- 各クラブの財務諸表から年俸総額を抜き出す
- インセンティブ分(全体の 20〜25%)を除外
- 残りの年俸総額を “チーム内の序列” に応じて傾斜配分
序列付けが 100% 正確とは言えないだけに、誤差が生じることになるのです。「この選手はもっと年俸が高いのではないか」との印象はあって当然と言えるでしょう。
2:高年俸で不甲斐ないパフォーマンスを見せた選手がメディアからの集中砲火を浴びる
ユベントスで言えば、ベルナルデスキ選手以上の年俸を得ていると見られる選手はメディアから集中砲火を受けるリスクがあります。それだけの推定年俸額に見合った働きができていなければ、止むを得ないとも言えるでしょう。
逆に年俸が低いと見られている選手は「(年俸を考慮すれば、実力どおりなので)仕方がない」と手厳しい批判を受けることは少なくなります。
その代わり、パフォーマンスに対する年俸が低ければ、移籍の噂が出ることになります。アレックス・サンドロ選手がその典型例でしょう。ポルトから加入した時の年俸280万ユーロ(推定)のままで、昇給で合意に達していないからです。
「ケディラ選手クラス(推定年俸400万ユーロ)まで行くのではないか」と報じられていましたが、選手のパフォーマンスを考えると、妥当な提示内容と言えるでしょう。
選手が年俸に見合った活躍ができているかという視点で試合を見ることもありだと思います。