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ガゼッタ紙やトゥット紙が「ヴラホヴィッチ売却促進キャンペーン記事」を継続的に発信中

 『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『トゥット・スポルト』がヴラホヴィッチ選手の売却を促進するキャンペーン記事を継続的に発信しています。

 “ユベントスの CF 補強に関する記事” に現実味を持たせるには「ヴラホヴィッチ選手の売却」が前提です。その思惑が滲み出ていると言わざるを得ないでしょう。

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 ヴラホヴィッチ選手は2000年1月生まれの25歳。ユベントスとの現行契約は2026年夏までであるため、“ユベントスとの契約内容に関係なく” 去就報道が出る立場にあります。

 イタリア・メディアがヴラホヴィッチ選手の移籍先として報じているのはミランとフェネルバフチェ。両チームともに「CF が補強ポイント」になっています。

  • ミラン
    • CF はヒメネスだけの状態
      • ヨヴィッチ(契約満了)、エイブラハム(レンタル終了)
    • 「アッレグリ監督が高評価」と報道
    • 2025/26 シーズンは国内のみ
      • 2026/27 シーズン以降を見据えた「チームのスリム化」と「再建」がテーマ
      • ヴラホヴィッチ獲得に高額な移籍金を投じる動機は少ない
  • フェネルバフチェ
    • エディン・ジェコが退団してエース CF が不在
    • 「モウリーニョ監督がラブコール」と報道
    • 2025/26 シーズンは UEFA CL 出場を懸けたプレーオフに参戦

 ただ、ユベントスにとっての助け舟となるかは微妙なところ。「ヴラホヴィッチ選手を是が非でも獲得しなければならない」という状況ではないからです。

 

 一方、ヴラホヴィッチ選手はミランのテオ・エルナンデス選手と同様に「(クラブ財政を人質に取っているので)来夏に契約満了で退団すれば良い」と割り切れる立場です。

 ユベントスでは「 “構想外を通告してチームから外した選手” を『売り手側の希望価格』で売却して意中の選手を獲得する」という補強プランで臨んだジュントリ FD とチアゴ・モッタ監督が1年足らずで散り果てました。

 2年連続で同じアプローチは採れませんし、採ろうものなら「低迷の元凶は親会社 Exor のエルカン CEO が無能であること」との批判が大きくなるでしょう。

 

 ユベントスとの現行契約が2026年夏で満了するトップチームの選手はヴラホヴィッチ選手だけではありません。アルトゥール、マッケニー、コスティッチなどが該当選手です。

 これらの選手もヴラホヴィッチ選手と同様に「評価」する必要があるため、コモリ GM がどのような査定基準をチームに持ち込むのかに注目です。