『トゥット・スポルト』などによりますと、アルトゥール選手がスペインのジローナに期限付き移籍で加入するためにトリノから飛び立ったとのことです。また、フィオレンティーナがファジョーリ選手を獲得に本腰を入れていると『スカイ・イタリア』が報じています。

チアゴ・モッタ監督のユベントスで完全構想外の扱いとなっているアルトゥール選手には母国ブラジルのサントスが期限付き移籍での獲得に関心を寄せていたのですが、その直後に獲得の意向を示したジローナが横槍を入れることに成功。
アルトゥール選手は加入前のメディカルチェックなどを受けるため、現地1月31日(金)にトリノ・カゼッレ空港からスペインへと旅立ちしました。
年俸は「ジローナとユベントスで折半」すると報じられており、ユベントスはチーム総年俸の圧縮効果を得られる見通しです。
また、2025年1月の移籍市場ではフィオレンティーナがファジョーリ選手の獲得を狙っているとのこと。選手は同意しているものの、クラブ間合意には達していないと報じられています。
- ユベントス側
- ファジョーリの評価額は2000万ユーロ
- 『完全移籍』または『買取義務が付随した期限付き移籍』を希望
- フィオレンティーナ側
- ファジョーリへの評価額は2000万ユーロを下回る
- 『買取オプションが付随した期限付き移籍』を希望
ファジョーリ選手が「 “移籍先での各種ストレス” によるギャンブル依存症の再発リスク」を抱えていることを考えると、ユベントス側の希望を満たす獲得オファーが提示される可能性は低いでしょう。
リスク対策(かつ獲得交渉のカード)として「『買取オプションが付随した期限付き移籍』で様子を見る」や「ギャンブル依存症が再発した時点で発動する『移籍金の減免条項』を組み込む」が存在するからです。
ファジョーリ選手の干され度合いを考えると、2025年1月の移籍市場で新天地に旅立つ可能性は存在します。どのような駆け込み移籍が成立するのかに注目です。