『トゥット・スポルト』は「ユベントスが2025年1月の移籍市場で緊急補強に動く」と報じています。ただ、補強が必要と見なされる DF 陣では複数の穴が存在しており、「どの穴を埋めようとするのか」が重要になるでしょう。

ユベントスの DF 陣で補強・補充が必要と目される “穴” は大まかに分けて以下の3つです。
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- ダニーロの後任選手
- (出場試合数のオプション付きと噂される)現行契約は今季で満了
- 今季終了時点で33歳
- DF 陣の選手層を厚くする新戦力
- 今季開幕時の DF 陣は "6+2" の陣容
- ダニーロは主戦力の "6" に含まれている
- サヴォナとローヒは "+2" の育成枠
- 4バックなので手薄感は否めず
- 今季開幕時の DF 陣は "6+2" の陣容
- 2024/25 シーズンの後半戦で貢献可能な即戦力
- 主戦力のブレメルとカバルが負傷で残りシーズンは全休
- 2024年11月時点での DF 陣は "4+2" の陣容
ダニーロ選手の後任(=要件A)を1人獲得できたとしても、DF 陣の人員不足(=要件B)を解消するまでには至りません。
したがって、「 “どの要件を満たす選手” の獲得に補強資金を投じるか」が焦点になります。
現在のチーム状況は「5人の DF で4バックの運用を強いられている」ため、『要件C』を最上位に置かざるを得ません。
しかし、補強資金が大きな足枷です。
そのため、“ナポリで構想外を告げられて干されているマリオ・ルイ選手” を『出場試合数で発動する買取義務が付随した半年間の期限付き移籍』での獲得を狙うなど「目の付け所」が問われることになるでしょう。
ユベントスは2025年の年始にスーペルコッパでサウジアラビアを訪問しますし、その時に現行契約が残り半年のダニーロ選手は “どのクラブとも自由に交渉が可能な立場” にあります。
良い方にも悪い方にも転がる可能性のある中でユベントスのフロント陣が冬の移籍市場を活用してどのように修復を図るのかに注目です。