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【試合後コメント】 2024年夏の親善試合 ニュルンベルク対ユベントス

 ニュルンベルクとの親善試合に 3-0 で敗れたユベントスのチアゴ・モッタ監督およびペリン選手による試合後コメントを紹介いたします。

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チアゴ・モッタ監督:
「私達は試合に入ることも、コントロールすることもできませんでした。

 後半開始時からは良くなりましたし、同点ゴールを決めれていれば試合は違ったかもしれません。アリバイではありません。私達はもっとできますし、もっとやらなければなりません。

 全体としては結果に関係なく良いプレーをしました。試合をもっと上手くコントロールし、ボールを持ち、相手陣内でプレーし、ポゼッションフェーズを長くし、相手を疲弊させ、スペースを見出して攻撃ができると私は思います。

 後半の立ち上がりは上手くプレーできていた時もありましたが、前半はそうではありませんでした。その後は縦方向への展開が乱れ、相手にスペースを与えてしまいました。

 試合を支配し、チャンスを創出し、相手にカウンター攻撃を許さない考えでなければなりません。

 私達は良い準備をしましたし、この時期に違ったトレーニングをするのは普通のことです。選手達は少し苦しんでいました。

 今日の敗戦は正しく受け止められれば良いことです。私達はこの数日と同様の激しさを持って速やかに改善しなければならない瞬間にいることを知っています。

 T・ウェアをサイドバックでプレーさせる考えはありませんでした。しかし、彼は素晴らしい対応力でウィンガー、ストライカー、サイドバックとしてプレーできると示しました。私達に選択肢を与えるので重要なことです。彼が見せたものを嬉しく思います。

 私はすべての若手選手を好んでいます。1人の選手にだけに言及するのは正しくありません。誰がレベルを維持し、レベルを引き上げ、私達と留まるのかは時間をかけて見守りましょう。

 スーレとは昨日に話しましたが、起用しないよう頼まれ、私は彼の決断を尊重しました。補強?私達は競争力のあるチームを構築していますし、正しい選手が正しいタイミングで加わるでしょう」

 

マッティア・ペリン選手:
「敗戦を幸せに思うべきではありませんが、この1週間の仕事に関しては満足しています。誰からもやりたい、コミットしたい、グループになりたいという欲求が見て取れました。

 私達は新たなメソッドによる新陳代謝を施しています。したがって、ベストコンディションではないことは理解できます。

 そうは言っても言い訳を探すべきではありません。グループは順調に成長していますし、若手選手は融合されつつあり、誰もが安住の地から離れて変化の時に働きたいと思っています。

 監督は誰もが起用可能であることを求めています。しかし、ユベントスに在籍しているのであれば、正しいパーソナリティーを持ち、試合で協調性を持って働くことは普通のはずです」

 




 

 導入した『可変システム』の弱点である「可変時に局面をひっくり返されると “本来の守備者” が持ち場に不在で脆弱」を突かれて惨敗を喫しました。

 チームとしての収穫はなかったのですが、プレシーズンですから試合の結果や内容に一喜一憂する必要はありません。

 ただ、風当たりが強まることは避けられません。「引き分けでも良しとした前任者(のチーム)とは(心構えが)違う」とアピールしていたことが批判要素になり得るからです。

 

 代表チーム活動の関係で合流が遅れている主力組が合流すれば、クオリティーの部分では「ある程度の上乗せ」が期待できるでしょう。

 その一方で「システム上の欠点」は練度を高めて埋め合わせる必要があるため、解消には時間を要するはずです。

 2024/25 シーズンの開幕までに残された期間でチームをどれだけ形作ることができるのかに注目です。