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【試合後コメント】 2024/25 セリエA第11節 ウディネーゼ対ユベントス

 ブルーエナジー・スタジアムで行われた 2024/25 セリエA第11節ウディネーゼ戦に 0-2 で勝利したユベントスのチアゴ・モッタ監督および選手による試合後コメントを紹介いたします。

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チアゴ・モッタ監督:
「チームの勝利でした。私達は最高の形でプレーしました。前半はもう少しプレーできたかもしれません。ウディネーゼが最初のビルドアップを許容してくれたからです。WG による奥行きの確保は少し欠いていました。

 後半になってウディネーゼのようなチームが出てくるのは自然なことですし、私達は長短を織り交ぜたプレーをすることもできました。全体として私達は非常に上手くやりましたし、勝利に値しました。

 ヴラホヴィッチとユルディズはタイプが異なる選手です。試合中は多様性が重要になります。左サイドにスペースが残されていましたし、コープマイネルスと協力して相手 DF 陣をトラブルに陥れていました。

 テュラムがした試合を本当に好んでいます。完成度が高く、守備では注意力があり、良い攻撃をしていました。パフォーマンス全体を称えなければなりません。本当に良い試合をしました。

 チームにとって最善のことを考えます。この勝利で得たアドバンテージを活かして回復に尽力しなければなりませんし、火曜日には良いチームであるリールとの対戦が控えています。

 リールは前日に週末の試合を終えていますし、1日多く休養日があります。私達は良い試合をしなければなりませんし、最善の形で対峙しなければなりません。

 コープマイネルスは特別な選手で代役を見付けるのは困難です。私が代わりたいと思う時もありますが、それはできません。それだけ多くのものをチームに与えてくれるのです。彼がいてくれてのは幸運です」

 

ケフラン・テュラム選手:
「私達は偉大なチームであることを示しました。前半のようなプレーをすれば自ずと示されます。

 私のゴールかオウンゴールかは関係ありません。重要なのは証明とチームのパフォーマンスです。偉大な選手達とここにいれて幸せです。私は日々学んでいます」

 

ティモシー・ウェア選手:
「WG と CF でプレーするのは私にとっては本能の問題です。キャリアの中では9番としてもプレーしましたし、私にとっては自然なことです。

 直近の試合では右 WG のコンセイソンがクロスを入れるのを見て来ましたし、私が中に行くのは普通のことです。幸せですし、このチームは私にとって偉大です。若いグループですし、良いプレーをする機会です。

 私達は全員がこのように継続しなければなりません。このようにプレーすれば、私達は強いからです」

 




 

 久しぶりの良い試合でしたし、前半の内容は非常に良いものでした。

 カンビアーゾ選手の攻撃参加による “目詰まり” が生じなかった左サイドでユルディズ選手とテュラム選手のホットラインが機能。前線からの無謀なプレスは自重し、自陣内で守備ブロックを構築した状態で相手の攻撃を迎撃するなどの改善点が見られたからです。

 両チームともに中2日の日程で前半の途中から動きが少し重かったことは事実ですが、そのことを差し引いても「状況に対処するチーム戦術の選択肢が増えたこと」は収穫と言えるでしょう。

 これが「ウディネーゼ戦を迎えた時の状況による偶然の産物」ではなく「長いシーズンを戦い抜く中でチアゴ・モッタ監督が準備をしているチーム戦略の一端」であることを願うばかりです。

 

 ユベントスの次戦は中2日で行われるアウェイでのリール戦。チアゴ・モッタ監督が言うようにホームで迎え撃つリールは中3日と日程面での優位性があります。

 ウディネーゼ戦を良い内容で制したユベントスが流れを継続することができるのかに注目です。