ユベントスは公式サイト上で 2023/24 セリエA第28節アタランタ戦に向けた招集メンバー22選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | ||
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GK | 1st | 1: シュチェスニー、23: ピンソーリョ |
B | 49: スカーリャ | |
DF | 1st | 3: ブレメル、4: ガッティ、6: ダニーロ、12: A・サンドロ、24: ルガーニ、33: T・ジャロ |
WB | 1st | 11: コスティッチ、17: イリング、22: T・ウェア、27: カンビアーゾ |
MF | 1st | 5: ロカテッリ、16: マッケニー、20: ミレッティ、41: ニコルッシ |
B | 47: ノンジェ | |
FW | 1st | 7: キエーザ、14: ミリク、15: ユルディズ、18: ケーン |
左肩の脱臼で戦線を離脱していたマッケニー選手が招集メンバーに復帰。
FW 陣ではヴラホヴィッチ選手が累積警告による出場停止でメンバー外となった一方、脛骨の負傷が癒えたケーン選手が久しぶりの招集を受けています。
【先発予想: 3-5-2】
GK: シュチェスニー
DF: ガッティ、ブレメル、ダニーロ
WB: カンビアーゾ、コスティッチ(イリング)
MF: マッケニー、ロカテッリ、ミレッティ
FW: ミリク、キエーザ
アッレグリ監督は 3-5-2 を使用するでしょう。マッケニー選手を “強行出場” させることは確定的で先発起用が不透明なのは左 WB のみと思われます。
対するアタランタのガスペリーニ監督は 3-4-2-1 が有力視されます。
CF でスカマッカ選手が奥行きを確保し、2列目に入ると予想されるデ・ケテラーレ選手やコープマイネルス選手が『ロカテッリ選手の両脇にあるスペース』を活用して得点を狙う攻撃を展開すると考えられます。
一方のユベントスは「『ロカテッリ選手の両脇にあるスペース』を使おうとするアタランタの2列目の選手を “左右の CB が” 迎撃できるか」が鍵でしょう。中盤 MF 陣が『最終ラインの盾』として常時機能する保証はないからです。
攻撃面に関しては「球離れの良さ」がポイントです。アタランタはマンツーマン・ディフェンスを基本にしているため、フィジカルで相手マーカーを吹き飛ばせないなら「動き出し」や「コンビネーション」で振りほどくしかありません。
手本となるのは前節ナポリ戦でのキエーザ選手。ライン間でボールを引き出せた際は運ぶドリブルで前進し、裏への侵入を狙う味方を見つけた場合はスルーパスを選択。パスを出した後はゴール前へのフリーランニングと効果的な存在だったからです。
フィジカル面で優位に立つアタランタは『ミラーゲーム』の状態を長くすることで主導権を握ろうとするでしょう。逆にユベントスは『フィジカルが決め手になり得るデュエルの局面』は極力回避したい思惑があります。
自分達が勝負を賭けたい局面に持ち込むためにアッレグリ監督がどのような準備をして臨むのかに注目です。