『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、パレデス選手が現地4月10日(月)の練習中にアッレグリ監督に起用方法への不満をぶちまけて衝突したとのことです。報道どおりなら、スポルティング戦はスタンド観戦となるでしょう。
4月10日からスポルティング戦に向けた調整を開始したユベントスですが、午前練習を終えた時点でパレデス選手の起用方法に対する不満が爆発。アッレグリ監督と衝突したとのこと。
プレー時間が短いことが理由として報じられていますが、パフォーマンスによる貢献度を踏まえると「プレー時間は妥当」と言わざるを得ないでしょう。
怒りの収まらないパレデス選手は「クラブによる(イースター休暇に合わせた)昼食会」をボイコット。チーム内に緊張感が走ったと伝えられています。
アッレグリ監督は「選手による采配批判」を許さない指揮官であるため、パレデス選手が「自身のプレー時間の少なさ」に対する不満を公然と訴えたことは容認しません。
2016/17 シーズンにボヌッチ選手が試合中に選手交代への “注文” を付けたことでアッレグリ監督との口論が発生し、次の公式戦となったチャンピオンズリーグのポルト戦は「スタンド観戦」となった過去があるからです。
主力選手ですら「スタンド観戦」を強いられるのです。貢献度が明らかに低いパレデス選手の行為が黙認されることはないと思われます。
クラブ内での “いざこざ” に関しては前日会見でマスコミから質問されることでしょう。格好のゴシップネタになるからです。
選手を起用する序列は『実力主義』で決めれば良いことですし、不満を公言した選手に配慮をすると監督の求心力が失われる原因にもなります。過密日程の最中に生じた火種をアッレグリ監督がどう対処するのかにも注目です。