2022/23 セリエC第21節が行われ、ホームにポルデノーネを迎えたユベントス・Bチーム(= Next Gen)はコンパニョン選手のゴールで先制するも逆転を許し、試合は 1-2 で敗れました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ガロファニ |
DF | 13: ポーリ (C) 6: リッリオ 42: ハイセン(→ 44' st. 25: チェッリ) |
MF | 41: アケ(→ 32' st. 14: ムラッツィ) 30: セルサンティ 28: バッレネチェア 20: イオコラーノ(→ 32' st. 27: ベサッジョ) 26: バルビエリ(→ 35' st. 7: セクロフ) |
FW | 10: コンパニョン 31: ペコリーノ |
ブランビッラ監督は 3-5-2 を選択。トップチームに帯同していたアケ、バッレネチェア、バルビエリの3選手を中盤に配置し、前線はコンパニョン選手とペコリーノ選手の2トップで試合に臨みます。
幸先の良い立ち上がりを見せたのはユベントス。3分に右45度のペナルティーエリア手前で得た FK からコンパニョンが強烈な左足シュートを決め、ユベントスが1点を先制する。
ユベントスは21分にリッチオのボール奪取を起点にカウンターを発動させると、最後は左サイドから侵入したイオコラーノが右足での巻いたシュートを枠に飛ばす。だが、これは GK フェスタが好セーブに阻まれてノーゴール。
防戦に回っていたポルデノーネは34分に右サイドのトルラージが思い切ったロングシュートを放つと、これをゴール前でパロンビがボレーで軌道を変えてゴールイン。
前半は互いに譲らず、1-1 で終了する。
後半で先にチャンスを作ったのもユベントス。50分に左 CK の流れからコンパニョンが入れたクロスにハイセンが高い打点で合わせたが、オフサイドでゴールは認められず。
その直後の52分にはイオコラーノのクロスにペコリーノがヘディングで合わせたが、今度は GK フェスタがまたも好セーブでゴールを死守。ユベントスは勝ち越すことができない。
すると70分にポルデノーネはライン間でボールを引き出したドゥビッカスが縦に持ち出すとザンマルキーニとのワンツーで中央突破に成功してゴールを決め、1-2 と逆転する。
勝点1を得るために攻勢を強めたいユベントスだったが、上位争いをするポルデノーネの前に攻撃陣は沈黙。試合はこのまま 1-2 で終了し、リーグ戦4連敗を喫してしまった。
なお、ブランビッラ監督は試合後に次のようにコメントしています。
マッシモ・ブランビッラ監督:
「最終的な結果はともかく、チームは非常に強い相手に対して良い試合をしたと思います。
私達は苦しみを伴う道を歩まなければならないことを知っていますが、選手たちはそのことに気付いています。これが最も重要なことです。4連敗となりましたが心配はしていません。グループは良い仕事をしていますし、午後のパフォーマンスはそれを確信させるものだったからです。
結果は付いてくるでしょう。カンピオナートは長丁場です。私達はさらに成長できるでしょう。いつも述べているようにチームには改善の余地があるからです。
ハイセンのデビュー?彼は良い試合をしました。12月の終わりにトップチームでもプレーをした興味深い選手です。今日の試合で彼を発見したのではありません。プリマヴェーラでの旅路を見ていましたから。
今日は重要なテストでしたし、彼は良いパフォーマンスをしました。素晴らしい視点を有する選手です」
幸先の良いスタートを切り、追加点のチャンスもありました。それだけに手痛い逆転敗けとなりました。
失点はどちらも「ギアを上げた相手の “速い攻撃” をフィニッシュまで結び付けられたこと」が原因です。ゴール前などのシュートレンジで相手にマークを外されてしまうと大きな代償を支払うことになるため、動きに関する見直しは必須でしょう。
この試合ではシーズン前半戦をプリマヴェーラでプレーしていた CB のハイセン選手がプロデビュー戦となりました。細かい部分での改善点はあるものの及第点とパフォーマンスと評されると思われます。
Bチームの次戦は1月14日(土)に予定されている 2022/23 セリエC第22節パドヴァ戦です。
連敗が続く厳しい状況に置かれているだけに “善戦が続く試合内容” を「結果」にどう結びつけるかがポイントになるでしょう。ブランビッラ監督がどのような策を講じるのかに注目です。