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Bチーム: 後半の2得点でアルビノレッフェを 2-1 で下す

 2022/23 セリエC第30節が行われ、ホームにアルビノレッフェを迎えたユベントス・Bチーム(= Next Gen)は後半の2得点を活かして 2-1 で勝利しました。

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表:出場選手一覧(2022/23 セリエC第30節 アルビノレッフェ戦)
  選手名
GK 12: ライナ
DF 6: リッチオ
13: ポーリ (C)
42: ハイセン
MF 14: ムラッツィ(→ 24' st. 10: コンパニョン)
30: セルサンティ
24: パルンボ(→ 13' pt. 17: ボネッティ)
16: イリング(→ 35' st. 32: トゥリッキア)
FW 10: スーレ
7: セクロフ(→ 1' st. 27: ベサッジョ)
31: ペコリーノ(→ 1' st. 25: チェッリ)

 ブランビッラ監督は 3-4-2-1 を選択。カンピオナート第29節トリエスティーナ戦に先発した選手を中心にスーレ選手とイリング選手を起用する布陣で試合に臨みます。

 

 試合前の記念撮影で前十字靭帯の断裂で長期離脱となったイオコラーノのユニフォームを掲げたユベントスだったが、最初に決定機を作ったのはアルビノレッフェ。

 23分に左サイドから中に切れ込んだコッコが切り返しでセクロフのマークを外してロングシュート。ゴール左下に飛んだシュートは GK ライナが横っ飛びセーブで応戦する。

 対するユベントスは34分にペコリーノのポストプレーからスーレがミドルシュートを放つも、威力不足のシュートは GK オフレディが難なくキャッチ。

 前半は両チームともに相手ゴールを脅かせずに 0-0 で折り返すこととなる。

 木曜日にコッパ・セリエC決勝を戦った影響を隠し切れないユベントスは後半開始に合わせてベサッジョとチェッリを投入。攻撃陣の活性化を図る。

 しかし、61分にクリアボールの落下点でのフィジカルバトルを制したコッコが右足でドライブシュート。ユベントスは GK ライナが好守で CK に逃れる。

 窮地を脱したユベントスは71分にコンパニョンが入れた右 CK をニアでセルサンティが頭で合わせ、待望の先制点を奪取する。

 上手く時計の針を進めたユベントスは93分に右サイドでコンパニョンがボールを引き出して前線のチェッリにクロスを供給。トラップでボールを前方に持ち出したチェッリが左足シュートをゴール右下に決めてリードを2点に広げる。

 対するアルビノレッフェも95分にジョルジオーネの右 CK にボルヘニが豪快なヘディングシュートで応えたが反撃はここまで。試合は 2-1 でユベントスが逃げ切りに成功した。

 

 なお、ブランビッラ監督は試合後に次のようにコメントしています。

マッシモ・ブランビッラ監督:
「木曜日にアリアンツ・スタジアムで行われた激戦の後で冴えないことは分かっていましたし、ボールラインの後方に全員を配置するチームとの対戦で膠着した試合になると予想していました。

 膠着状況を打開するにはエピソードが必要になると私達は認識しており、CK で得たリードを上手くコントロールできました。

 コンパニョンのキック精度は素晴らしく、セルサンティは相手 DF の時間を奪ってゴールに結び付けました。途中出場で上手く試合に入ったチェッリの得点も嬉しく思います。

 残念なのは最後の最後に失点してしまったことです。注意レベルは最大限に保たれていなければならなかったからです。全体としては今夜の結果に満足しています。勝利を取り戻せたからです。

 パルンボの負傷で緊急出場となったボネッティのパフォーマンスにも満足しています。簡単なことではありませんが、アンドレアを讃えたいと思います」

 




 

 我慢強く戦ってリーグ戦での連敗を2で止めたことが収穫点です。ただ、その一方で中盤 MF 陣に負傷離脱者が続いていることが懸念点となるでしょう。

 レジスタのバッレネチェア選手がトップチームに帯同し始めたことでBチームでの出場機会は減り、オーバーエイジ枠のイオコラーノ選手がコッパ・セリエC決勝で前十字靭帯を断裂してシーズンが終了。

 今節では前半15分すぎに(代替レジスタだった)パルンボ選手が負傷で交代を余儀なくされました。そうしたチーム状況であっただけに緊急投入されたボネッティ選手のプレー内容が評価されているのです。

 

 Bチームの次戦は3月12日(日)に予定されているセリエC第31節ノヴァーラ戦です。トップチームとの兼ね合いで起用できる選手が流動的になると予想されるものの、今節での勝利を上手く活かすことができるのかに注目です。