ユベントスは公式サイト上で現地8月7日(日)にイスラエルのテルアビブで開催予定だったアトレティコ・マドリードとの親善試合はキャンセルされたと発表いたしました。中止の理由は「イスラエルの情勢悪化」と考えられます。
なお、ユベントスはコンティナッサのトレーニングセンターでの同日の代替開催が決定したと続けて発表しています。
ユベントスはイスラエルのテルアビブで 2022/23 シーズンのセリエA開幕節の1週間前にあたる8月7日(日)にアトレティコ・マドリードとのプレシーズン・マッチを予定していました。
しかし、イスラエル政府が5日にガザ地区のイスラム系武装勢力を空爆。武装勢力側がロケット弾で応戦するなど緊張感が一気に高まりました。
この状況でイスラエルへの渡航はリスクが高すぎるため、プレシーズン・マッチの中止は止むを得ない決定と言わざるを得ないでしょう。両チームともに知名度があることから、テロのソフトターゲットになる可能性が捨て切れないためです。
なお、親善試合がキャンセルされるとプレシーズンの準備に影響が生じますが、ユベントスとアトレティコは現地7日18時からコンティナッサの練習場での代替開催で合意したとのこと。
観客への非公開であるものの、スカイ・イタリアでの中継は予定されています。したがって、イスラエルへの現地開催を予定していなければ開催中止による影響は限定的と言えるでしょう。
開幕1週間前に予定されていたプレシーズン・マッチが中止となれば調整への影響は不可避ですが、実戦機会は確保することができました。これを活かせるかが開幕節に向けたポイントになるでしょう。
良い準備ができるのかに注目です。