スタディオ・アルテミオ・フランキで行われた 2021/22 セリエA第38節フィオレンティーナ戦に 2-0 で敗れたユベントスの監督・選手による試合後コメントを紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「私達は威厳を持って1年を終えました。最後の数日間でトレーニングはほとんどわずかしかしていません。
前半は良い試合をしましたが、最後の 30m で多くのミスをしました。アドバンテージを取れる状況は数多くあったと思います。
しかし、今はページをめくらなければなりませんし、来年のことを素早く考えなければなりません。
私達は若手選手と経験のある選手を正しく混ぜ合わせて再スタートをするつもりです。非常に上手くやっているデ・リフトとロカテッリ、私達が多くのミスをしたキエーザ、即座にフィットしたヴラホビッチが若手に該当します」
フェデリコ・ベルナルデスキ選手:
「フィレンツェでビアンコネーロとして最後のプレーをし、サイクルを閉じます。キャリアを非常に誇らしく思います。
今日、チームメイトには話しました。5年間に渡って家族同然だったクラブ、監督、全員に感謝します。ユーヴェは家のように感じさせてくれました。
2つの見解に対する決断がエレガントに下された時、私にとってもクラブにとっても大きな満足感があります。戦わなければならない必要性はないのです。この結論は私を喜ばせるものであり、誇りを持たせるものです。
ここで私は仕事だけでなく人して男として成長しました。人生という旅路において最も重要なことです」
ユベントスの 2021/22 シーズンが終了しました。公式戦の全日程が終了したため、今後は移籍市場での動きに向けた話題が本格化することでしょう。
フィオレンティーナ戦の試合後インタビューでベルナルデスキ選手が今季で契約満了による退団を表明。ディバラ選手と同じ形でチームを離れることになりました。
また、アッレグリ監督が来季(= 2022/23 シーズン)は「若手選手と経験のある選手を上手く組み合わせる」と発言していることから、“若手有望株選手をプレーで引っ張ることが難しいと判断された中堅・ベテラン勢” への風当たりは強くなると予想されます。
チームとして機能していたとは言い難いシーズンでした。その反省を活かした来シーズンを送るためにオフで良い準備をすることができるのかに注目です。