イタリア・サッカー連盟は公式サイト上でセリエA第9節での控訴審に対する裁定を発表いたしました。ベネベント戦で退場となったモラタ選手の処分が「1試合の出場停止」に軽減されています。
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モラタ選手は11月28日に行われたセリエA第9節ベネベント戦の試合終了後に判定への不満から主審に暴言を吐いて一発レッドカードで退場。レガ・セリエAから「2試合の出場停止処分」が下されていました。
しかし、判定に不満を持つユベントスが上位機関のイタリア・サッカー連盟に控訴。控訴審の結果、「1試合の出場停止処分(と罰金)」に処分が軽減されました。
これにより、トリノ戦で処分を消化したモラタ選手は今週末のセリエA第11節ジェノア戦での起用が可能になりました。CF 型の選手は(実質的に)モラタ選手だけの状態ですから、処分軽減は朗報と言えるでしょう。
なお、12月8日(火)にチャンピオンズリーグのバルセロナ戦を終えたユベントスは翌9日にリカバリーメニューを行って回復に専念。10日はオフを取得し、現地11日(金)からジェノア戦に向けて始動したと公式サイトで言及しています。
戦術メニューやポゼッションメニューを行い、最後はミニゲーム形式の練習で締めくくる内容ですから、「調整は普段どおり」と言えるでしょう。
ユベントスはバルセロナ戦での試合内容が良かっただけに、その勢いをセリエAでも継続することがジェノア戦でのノルマとなります。そのことを誰よりも認識しているであろうピルロ監督がどのような準備をして試合を迎えるのかに注目です。