ユベントスが公式サイト上で10月の国際Aマッチデーの期間中にユベントス加入が決定したキエーザ選手の入団会見が行われましたことを取り上げていましたので概要を紹介いたします。
フェデリコ・キエーザ選手:
「私のユベントス移籍が決定した20日前にこの記者会見を実施したいと思っていました。しかし、(新型コロナによる)隔離用バブルとカンピオナートやチャンピオンズリーグの試合があったため行うことができませんでした。
今日、私はユースからプリマベーラ、トップチームまでの14年間を過ごし、男として人として成長させてくれたフィオレンティーナとフィレンツェの街に感謝したいと思っています。
デッラ・バーレ前オーナーやコミッソ現オーナーにもフィオレンティーナのティフォージと同様に感謝したいです。彼らは私を良い時も悪い時もサポートしてくれました。
移籍市場の最終盤にユーヴェからの関心を聞きました。私を見てくれたユーヴェに感謝していますし、獲得するために金銭的な努力をしてくれたことにも感謝しています。
このユニフォームを着ることを誇りに思いますし、一流のチームのためにピッチに出ることは喜びです。
SNS の問題?論争はしたくありません。私の弟に対する SNS 上の攻撃的な書き込みはカルチョをサポートするティフォージや人々によってされたものではありません。SNS を使った攻撃をする人によるものです。
私はユベントスでの自分の将来のことだけを見据えています。
前述しましたが、すべてが起きたのは移籍市場の最終盤で、数日で取引はクローズしました。今の私がピッチ上のことや次戦のことを考えるのは当然です。
確かにユーヴェが巨額投資をしたことに対する責任はあるでしょう。しかし、プレーのことを考えています。私は監督の要求事項を学ばなければなりません。すべてが新しいことですが、私はここで幸せです。
会長やフィオレンティーナに対しては常に正しく振舞って来ました。ここでのスピーチは終わります。
私は左右の両サイドでプレーできます。監督はフィオレンティーナ時代とは異なるポジションに配置していますが、求められた場所でプレーする準備はできています。
ロナウドに挨拶したり、共にトレーニングをする喜びをまだ味わっていません。すぐに彼は回復しますし、喜びを得られることでしょう。
(注: この会見の数時間後にロナウドの陰性が確認・発表された)
ベテラン選手はカルチョに足跡を残した選手たちです。彼らは言葉だけでなく、態度ででも教えてくれます。私も印象を残したいと思っていますが、道のりは長く、改善点も多く存在します。
チャンピオンズリーグは間違いなく美しいです。キエフでは良い試合をしましたが、バルセロナ戦では少し劣っていました。この仕事で私達は少し良くなるでしょう。
私達は構築中のチームですが、勝点と勝利を持ち帰りたいと思っています。全員がスペツィアに勝つという考えで団結しています。
家族はフィレンツェに住んでいます。父はこの冒険を楽しむようにとだけ言いました。スペツィア戦は勝つことが非常に重要な大事な試合です。勝点3を手にするために向かいます」