ユベントスは公式サイト上で今週はオフを取得し、次回の練習は12月30日(月)から行うと発表いたしました。なお、スーペルコッパで退場となったベンタンクール選手には3試合の出場停止処分が下されています。
22日にサウジアラビアの首都リヤドでスーペルコッパを戦ったユベントスはクリスマス休暇を取得。今週は完全休養となり、来週の30日(月)から2020年の年明け最初の試合となるセリエA第18節カリアリ戦(1月5日開催)に向けた準備をすると発表いたしました。
キリスト教では「新年」よりも「12月25日」の方が重要ですから、このようなスケジュールとなったのでしょう。
一方で、問題となるのはスーペルコッパで退場となったベンタンクール選手です。リーグから「3試合の出場停止」が下された(PDF)ため、第20節パルマ戦までは起用できなくなってしまったからです。
大会名 | 節 | 日時 | 対戦カード |
---|---|---|---|
Serie A | 18 | 1月5日 | ユーヴェ 対 カリアリ |
Serie A | 19 | 1月12日 | ローマ 対 ユーヴェ |
Coppa | 5° | 1月15日 | ユーヴェ 対 ウディネーゼ |
Serie A | 20 | 1月19日 | ユーヴェ 対 パルマ |
Serie A | 21 | 1月26日 | ナポリ 対 ユーヴェ |
Coppa | QF | 1月29日 | 対戦カード未定 |
Serie A | 22 | 2月2日 | ユーヴェ 対 フィオレンティーナ |
ちなみに、ベンタンクール選手に下された処分の内訳は「後半47分に2枚目のイエローで退場したことで1試合、その後の審判団への振る舞いなどで2試合」の合計3試合の出場停止という形になっています。
それだけに退場宣告後の振る舞いは「余計な行為」と言わざるを得ないでしょう。
なお、クリスティアーノ・ロナウド選手が表彰式で準優勝に与えられるメダルをすぐに外したことを「敬意がない」と一部から批判の声が出ているようですが、本当に “敬意を欠いた行動” をしていたのなら、主催者から罰則が科されているはずです。
なぜなら、スーペルコッパではネドベド副会長とパラティーチ CFO が「試合後に連盟関係者に対して無礼な態度をした」との理由で5000ユーロの罰金を科されたからです。したがって、ロナウド選手への批判は無意味なものと言えるでしょう。
ユベントスがクリスマス休暇を良い形で活用し、2020年の年明け初戦となるセリエA第18節カリアリ戦で良いパフォーマンスを披露できるのかに注目です。