国際Aマッチデーの関係で延期となっていた 2019/20 セリエC第15節が行われ、アレッサンドリアとのダービー戦に臨んだユベントス・Bチーム(= U-23)はザニマッキア選手のゴールで追い付き、1-1 の引き分けで勝点1を手にしました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 22: ロリア |
DF | 18: ディ・パルド(→ 39' st. 2: ローザ) 35: アルチビアーデ (C) 3: コッコロ 20: ベルアット |
MF | 6: ペーテルス 15: I・トゥレ 17: ザニマッキア(→ 27' st. 27: ハン・グァンソン) 21: クレメンツァ(→ 1' st. 11: オリビエリ) 10: ベルトラーメ(→ 27' st. 19: ラフィア) |
FW | 9: モタ(→ 32' st. 7: ラニーニ) |
ペッキア監督は 4-2-3-1 を選択。先週末に行われた前節コモ戦から6選手を入れ替えて同じスタジアムを本拠地として使用するアレッサンドリアとの試合に臨みます。
試合は両チームともにチャンスを作れずに時間が経過する。最初にチャンスらしいチャンスを手にしたのはユベントス。28分にクレメンツァがやや距離のある場所からの FK を直接狙うが、シュートは枠の上へと外れてしまう。
均衡を破ることに成功したのはアレッサンドリア。42分に左サイドからアッリギーニが入れたクロスにキアレッロが合わせて1点を先行する。
キアレッロは44分にもチャンスを手にするも、こちらは GK ロリアを脅かすまでには至らず。それでもアレッサンドリアが 1-0 とリードを持って前半を折り返す。
1点のビハインドを背負ったユベントスのペッキア監督は後半開始と同時にオリビエリを投入し、攻撃陣のテコ入れを図る。
すると、ユベントスは46分に右 CK からベルアットのボレーシュートが枠を捉える。しかし、シュートに力がなかったため、GK バレンティーニが落ち着いてキャッチ。
それでも攻勢を続けたユベントスは62分に左サイドに開いたベルトラーメからのパスを受けたザニマッキアが右足で同点ゴールを決め、スコアを同点に戻すことに成功する。
勝ち越しを狙うユベントスは81分に角度のない位置で獲得した FK をベルアットが直接狙うも、これは GK バレンティーニが好セーブでゴールを死守。一方のアレッサンドリアも89分に左サイドのクロスから最後はフリーのキアレッロが狙うが、こちらは GK ロリアの好反応とファーポストに嫌われてゴールとはならず。
試合は 1-1 で終了。両チームともに勝点1を分け合う結果となった。
なお、ペッキア監督は試合後に次のようにコメントしています。
ファビオ・ペッキア監督:
「個人的に今日のチームは非常に好きですし、プレーに対する欲求がありました。私達は相手にほとんど何もさせませんでした。
特に後半は私達が勝つことができたでしょう。相手を相手陣内に押し込めた状態で試合を進めることができていたからです」
前半終了間際にワンチャンスを活かされて先制を許したものの、ハーフタイムで上手く立て直し、同点に追い付くことができたのは収穫です。また、逆転するチャンスはありましたし、過密日程の中で競争力を発揮していることは評価されるべきでしょう。
ただ、直近のリーグ戦4試合で勝利から見放されていることは事実です。
Bチームの次戦は12月8日(日)に開催予定のセリエC第18節カッラレーゼ戦です。リーグ戦で5位に付けるチームを相手にBチームが勝利を手にするようなプレーをすることができるのかに注目です。