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【移籍のウワサ】 ユベントスがジョアン・カンセロへの興味を示し、インテルの補強戦略に横槍を入れる

 メディアセット』によりますと、右 SB を探しているユベントスが今季インテルでプレーしたジョアン・カンセロ選手の獲得に興味を示しているとのことです。ただ、獲得の可能性は現時点では低いと言えるでしょう。

画像:去就が注目されるジョアン・カンセロ
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 ジョアン・カンセロ選手はバレンシアが保有権を持ち、2017/18 シーズンは期限付き移籍でインテルに加入していました。シーズン序盤はセリエAへの適応に苦しみましたが、徐々にフィット。右 SB のレギュラーとしてシーズンを終えました。

 通常であれば、インテルがカンセロ選手の買取オプション(3500万ユーロ・5月31日まで有効)を行使することでしょう。

 ただ、インテルは FFP に違反したことがあるため、和解条項で縛られた状態です。そのため、カンセロ選手の買取を実施すると、6月30日までに同額の移籍金を計上できなければ UEFA の大会(=チャンピオンズリーグ)への参加資格を喪失する事態を招きかねない状況に置かれているのです。

 

 カンセロ選手の新天地としてユベントスの名前が出ている理由は「移籍金を拠出できる上、右 SB を探しているセリエAのチーム」というものでしょう。

 ロシアW杯のポルトガル代表には選出されませんでしたが、実力はセリエAの舞台で証明済みです。23歳と若く、右足のキック精度が高いのですから、3500万ユーロ以上の値段が付く可能性は十分にあると見積もることができます。

 これらの理由からバレンシアは強気の姿勢を見せているのでしょう。ユベントスとしては移籍金が高額であるため、獲得に本腰を入れる見通しは低いと思われます。

 マンチェスター・ユナイテッドなど右 SB を補強ポイントに置くプレミア勢がカンセロ選手の移籍先本命と言えるはずです。

 

 ユベントスのフロント陣が補強ポイントである右 SB をどの選手に託す決断をするのかに注目です。