レガ・セリエAは公式サイト上で 2016/17 コッパ・イタリア決勝を6月2日に開催すると発表しました。しかし、ユベントスがチャンピオンズリーグ決勝に進出する可能性があり、代替日が用意される状況になっています。
6月2日に開催が予定されているコッパ・イタリア決勝ですが、チャンピオンズリーグの決勝が6月3日に行われるため、日程的に開催が不可能になる場合が存在します。
そのため、「ユベントスがチャンピオンズリーグ決勝を戦う場合はコッパ・イタリア決勝を5月17日に行う」との注釈が加えられています。なお、そのことを踏まえた日程表は次のとおりです。
1:チャンピオンズリーグ決勝に進出した場合
モナコとのチャンピオンズリーグ準決勝は5月3日と9日に行われます。したがって、日程が確定するのは現地5月9日以降です。
大会名 | 節 | 日時 | 対戦カード |
---|---|---|---|
Serie A | 33 | 4月23日 | ユーヴェ 対 ジェノア |
Serie A | 34 | 4月28日 | アタランタ 対 ユーヴェ |
UEFA CL | SF | 5月3日 | モナコ 対 ユーヴェ |
Serie A | 35 | 5月6日 | ユーヴェ 対 トリノ |
UEFA CL | SF | 5月9日 | ユーヴェ 対 モナコ |
Serie A | 36 | 5月14日 | ローマ 対 ユーヴェ |
Coppa | F | 5月17日 | ユーヴェ 対 ラツィオ |
Serie A | 37 | 5月21日 | ユーヴェ 対 クロトーネ |
Serie A | 38 | 5月28日 | ボローニャ 対 ユーヴェ |
UEFA CL | F | 6月3日 | ユーヴェ 対 レアル/アトレティコ |
肝心の日程ですが、5月前半は非常にタフな試合が続くことになります。
週末はヨーロッパリーグ出場を狙うアタランタ、トリノとのダービー戦、2位ローマとの直接対決と続く中、ミッドウィークにチャンピオンズリーグ準決勝を2試合戦い、締めくくりはラツィオとのコッパ・イタリア決勝というスケジュールになります。
厳しい戦いを強いられることになりますが、1つでも多くのトロフィーを勝ち取るためにはこちらの道を進む必要があります。
2:チャンピオンズリーグで敗退した場合
もし、モナコに準決勝で敗れた場合、日程は少しマシになります。
大会名 | 節 | 日時 | 対戦カード |
---|---|---|---|
Serie A | 33 | 4月23日 | ユーヴェ 対 ジェノア |
Serie A | 34 | 4月28日 | アタランタ 対 ユーヴェ |
UEFA CL | SF | 5月3日 | モナコ 対 ユーヴェ |
Serie A | 35 | 5月6日 | ユーヴェ 対 トリノ |
UEFA CL | SF | 5月9日 | ユーヴェ 対 モナコ |
Serie A | 36 | 5月14日 | ローマ 対 ユーヴェ |
Serie A | 37 | 5月21日 | ユーヴェ 対 クロトーネ |
Serie A | 38 | 5月28日 | ボローニャ 対 ユーヴェ |
Coppa | F | 6月2日 | ユーヴェ 対 ラツィオ |
第36節ローマ戦に続き、ローマでのアウェイ2連戦となる予定だったコッパ・イタリア決勝がシーズン終了後の6月2日に行われることになるため、日程的には余裕が生まれます。
しかし、これはクラブの売上高に大きな比重を占めるチャンピオンズリーグからの敗退を意味しており、歓迎すべきこととは言えないでしょう。したがって、厳しい日程の中で行われる5月前半で結果を残すことが求められることになります。
現状ではスクデット獲得が決まる試合とチャンピオンズリーグ準決勝の日程は非常に近い日付になることが濃厚です。それだけに選手の起用方法どうするかは重要な要素と言えるでしょう。
幸いにも、リーグ戦では勝点8のリードを保持しています。この差を上手く活かし、タイトルを獲得することができるかが鍵になるはずです。アッレグリ監督の手腕に注目です。